◎夢の話 第692夜 メッセージ
10日の午前4時に観た短い夢です。
暗闇の中から、ゆっくりと覚醒に向かう。
自意識が目覚めつつあるのだ。
すると、上のほうから声が聞こえて来た。
「ほのむらの みずの▲□※○、いきりしに・・・」
まったく意味が分からない。これは日本語?
すると、目の前に黒板みたいなスクリーンが広がった。
そこに文字が現われる。
「たれそ わが▲□※○ このうらち さすれば▲□※・・・」
所々に言葉の片鱗が見えるが、しかし、やはり意味が分からない。
一度も見たことのない文字が混じっている。
それでも、「自分は水の中に居たが」ということだけは、何となく伝わった。
「なるほど。何か伝えたいことがあるのだ」
ここで、「これは死者の考えだ」と気付く。
死ぬと、暫くの間はものを考えられるが、死者は脳を持たないので、次第に思考が崩れていく。
言葉が言葉で無くなって行くわけだ。
五七調の言葉が淡々と続くが、おそらく、どこの国の言語でもないのだろう。
五行くらいの文章が現われたところで、動きが止まった。
「ああ。書き留めておかないと憶えられないな」
ペンを探さなくては。
実際に手を伸ばし、周囲を探っているうちに、覚醒。
思考に脈絡が無く、ただ感情だけがある。
それが幽界というところです。
この人は、宿谷の滝や鎌北湖で、私にメッセージを送って来た女性のひとりですね。
結構古く、亡くなってから7、80年は経っていると思います。
複数が同化し、重なっています。
そう言えば、「何か伝えたいことがあれば、きちんと聞きます」と念じたのでした。