日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎ついに名前を呼ばれる

◎ついに名前を呼ばれる
 眼科の前に座っていると、急にお腹が痛くなり、内科の向かい側にあるトイレに行きました。
 しばらく座っていると、トイレの入り口で、看護師が名前を呼ぶ声がします。
 「※※※(私の名前)さあん」
 ありゃ。俺のことか?
 はっきり聞こえないので黙っていると、もう一度、「※※※さあん」と呼びます。
 しかし、トイレの中だったので、返事はしませんでした。

 1分後にもう一度看護師が来て、今度は別の名前を呼びます。
 すると、隣の個室から「はい。すぐ行きます」との返事。
 「さきほどからお呼びしていたんですよ」
 おいおい。すると、さっきのヤツも実際は俺ては無く、隣の人を呼んでいたわけか。
 「こりゃ不味い」
 大体、この日の当方は内科ではなく眼科の患者です。
 私と同姓同音名の人は全国に20人もいないので(意外ですが)、「たまたまそこにいた」というのも考え難い。

 二十年以上前から「死の予兆」を調べているのですが、そういう事例のひとつに「名前を呼ばれる」というのがあります。
 高齢になり、死期が迫ると、まずは幻聴幻覚が始まるのですが、ただの精神疾患でないしるしが「他の人にも見える」「聞こえる」ことがあるという点です。
 それを過ぎると、いよいよ具体的な「お迎え」がやって来るのですが、その最終段階がこの「名前を呼ばれる」です。
 最初に名前を呼ばれてから、概ね1週間から十日後に2回目があり、3回目が「本番ではないか」と言われているようです。
 「ではないか」と言うのは、この直後に当事者が亡くなっているので、確認出来ないのです。
 健康な人でも、公園を歩いている時に、周囲に人が一人もいないのに名前を呼ばれることがありますが、その後、必ず体調不良や事故・災難に遭うらしい。
 ちなみに、これが最も頻繁に起きるのは都内某公園で、類例が何十とあります。

 「ただの空耳」かとも思うのですが、基本的に元々が空耳なので、気休めにはなりません。
 ただし、呼ばれたときに返事をしなかったので、そこは好材料
 もし、人気の無いところで名前を呼ばれたら、答え方はこう。
 「※※※(自分の名前)は、今いません」
 「※※※は、今、席を外しています」
 これでスルーできるらしいが、あくまで流言の類ですね。

 今冬はヤバいという根拠は、様々な予兆が「揃って来ている」ことにあるのですが、当方の場合、「今に始まったことではない」ことが沢山あるので、判断に困ります。
 小学5年の時に、北海道に修学旅行に行ったのですが、洞爺湖で撮影した画像には、湖面間際にアイヌ人や釣り人らしき人の顔が十個以上浮かんでいました。
 「今だけじゃない」というのは、幾らか心強いです。

 とりあえず、これからひと月が正念場ですが、こういう予兆があっても、かわすことが出来る方法を見つけられれば、かなり役に立つのではないかと思います。
 ま、普段から練習していないと、咄嗟には「殆どの場合、出来ない」とは思います。毎朝、声に出して、「今は留守です」と言うようにする必要がありそうです。

 この1、2年は、色んなものを見聞きしたので、あまり動じなくなりました。
 様々な要素の中で最も嫌なのは、でろでろと舌を出した自殺霊ではなく、得体の知れぬ「黒いひと」です。

 最後にもう一度書きますが、「人気の無いところで、自分の名前を呼ばれたら、すぐに『(自分の名)はここにはいません』と答える」です。その場しのぎですが、とりあえず、かわすことが出来るかもしれません。「席をはずしている」「留守です」でも可。
 「はい」と返事をしてはいけません。