日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎後から出て来る

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◎後から出て来る
 画像は4月12日掲載のもの。
 同じかたちなのに、後になり念が篭って来ることが時々あります。

 多くの場合、幽霊が姿を現す時には、自然の造形物のかたちを利用します。
 その意味で、「たまたまそんな風に見えただけ」という指摘は当たっています。
 本来、物的領域に居場所を持たない存在なので、既存の造形を利用する他には、姿を示す方法がありません。
 おそらく、存在自体、可視領域、不可視領域にまたがっているので、可視部分に寄りかかるのでしょう。

 この日の場合、「そう見える」だけでなく、実際にあちら側に繋がっていたと思います。
 あまり良くない素性の幽霊が沢山こちらに視線を向けているので、女性が「逃げ出したい」のも頷けます。

 実在の高齢者の姿が2つに分かれていますが、右側の男は帽子を被っておらず、髪の毛が見えます。
 顔は見えませんが、それを補足するために、肩の横に出したのではないかと思います。

 もちろん、こういう風に「因果に絡める」ようなストーリーは、総て妄想です。
 あくまで「そんな気がする」という次元の話です。
 いつも書くとおり、そもそも「第六感」「霊感」は、音が音叉に共鳴して震えるのと同じで、「震えている」という事実はあっても、その理由は知りえようがありません。
 基本的に「霊感」は「想像」と「思いつき」で出来ているのです。

 「霊能力」みたいなものは、現世には存在しません。
 占い師みたいに、あれこれ言い当てることをそれと考えたいのであれば、それはご自由です。
 しかし、幽界にいる者、または霊界にとっては、現界で起きる諸々のことなど、「どうでもよい些細なこと」に過ぎません。

 ひとの人生は、天空で生まれた雨粒が地上に落ちるまでの一瞬の出来事なので、川や海、雲にとっては、取るに足らない話なのです。