日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎しくじる(394)

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◎しくじる(394)
 ようやく十ヶ月前くらいの状態に戻ったので、有馬ダムに行った。
 ここにはあまり訪れる人がなく、静かに景色を眺めることが出来る。
 レストハウスに行くと、金曜なのに開いていた。

 中で蕎麦かうどんを食べることにした。
 子どもの頃に、うどんを食べた経験がほとんど無いので、無意識に「蕎麦」と言ってしまう。
 当時は、いつも祖母の打った手打ち蕎麦を食べていた。
 祖母は蕎麦打ちの名手で、蕎麦の打ち加減、煮加減、つゆの仕立てと、総てが絶品だった。

 頼んだ後で、すぐに気付く。
 イケネ。ここは埼玉西部で、蕎麦はイマイチ。
 「しかし、ま、風情を楽しむにはいいか」と気を取り直した。
 生蕎麦はすぐに来た。

 テラスには70台らしき3人が座っていた。
 「温かくて美味しいね」
 「うん」
 え。本当か。そよ風に当たりながら食べられるから、雰囲気は悪くないけれど、味はどうか。
 しかし、すぐに答えが見付かった。
 「なるほど。うどんを食べているんだな」

 ここは「おっきりこみ」の食文化圏だ。
 「おっきりこみ」はうどんに似た姿をしているが、「ほうとう」などの系列に似たものだと思う。
 「讃岐うどん」みたいな麺の親戚ではなく、「すいとん」みたいな小麦料理だ。
 なるほど。次からは「うどん」を頼もう。
 でも、ウン十年しみついた習性は変えられない。よほど頭に置かないと、「蕎麦」と言ってしまいそうだ。

 帰路には、高麗神社に参拝した(394)。
 曇りなので不鮮明だが、3枚目に割と分かりよい変異が出た。
 前2枚にはないのに、黒い影が立っている。
 「黒いひと」なら無味無臭というか人畜無害だから、そういうのではない。
 お腹の辺りに窓が開き、「何か」が出ようとしている。
 あまり性質が良くないものらしいから、拡大はやめて置く。鮮明には見えないが、ひとの心に黒雲を生じさせる。

 あとはほとんど「気のせい」だ。
 赤外線が足りず不鮮明なので、視覚的に捉え難い。
 ほとんどの人には認識できないので、「気のせい」と同じなのだが、その場にいた当事者は別だ。

 早速、先方に見つけられ、家に幾つか連れ帰ってしまった。
 まったく。境内には流れがあるのだから、そのまま霊界に行けばいいのに、よほどこの世に未練があると見える。