◎息子とゴジラ
土曜は息子と映画館に行き、最終回のゴジラを観ました。
息子は成人していますが、共通の趣味が映画なので、時々、一緒に映画館に行きます。
父子のコミュニケーションが取れるので重宝しています。
CG勢作が、息子の仕事のひとつにもなるので、こういう感じの映画は並んで観られます。
結構、良かったですよ。
全編に日本のゴジラへのリスペクトが感じられ、ゴジラ登場場面ではゴジラのテーマ、モスラ登場場面ではモスラのテーマが流れます。アレンジはしてありますが、原曲から離れていません。
「シン・ゴジラ」辺りは、まったく楽しめなかったのですが、オヤジ世代にとっては、あの音楽がワンセットで頭に刷り込まれているからなのでしょう。
筋(ドラマ)は「あれれ?」と首を捻るところもあるのですが、怪獣映画にドラマを求めること自体がアホバカマヌケなのだと思います。
若い人たちは、「オクシジェン・デストロイヤー(OD)」が初期のゴジラ映画で武器として使われたことを知らないようで、平成になってからの敵役デストロイアの時のシナリオをイメージするようです。
芹沢博士(かそのライバル)がODでゴジラを倒し、自らは死んでいくという設定は昭和のゴジラ映画を踏まえたものだってことを知らないのですね。
それだけ長く愛され続けているということです。
「次はコング対ゴジラだ。キングコングは生身だから、ゴジラの熱線を浴びたら一発アウトだろうに」
そう口を向けると、息子は「キングギドラが復活するから、そっちが敵だよ」と答えました。
なるほど。メカキングギドラ辺りを巡る争いになるわけですか。メカゴジラも居て欲しいが、あまり詰め込み過ぎると、ぼやけてしまいますね。
何十年か後、息子が映画館に行った時に、かつて父親と一緒に映画を観たことを思い出してくれるかもしれません。
息子の隣に座る1分1秒が、父親にとっては大切な時間になります。
なるべくこの先もこういう機会を持ちたいのですが、彼女が出来れば、オヤジよりもそっちが良くなりますね。
それはそれで結構なことです。
追記)ラドン(役名はRODAN)は、安倍政権の周りに沢山いる役人や作家みたい。強そうな者に媚び、弱いと見ると傲慢に踏み潰す。
これを書いとかないとね。