日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎夢の話 第739夜 娘の嫁入り

◎夢の話 第739夜 娘の嫁入り
 5日の午後3時に観た夢です。

 長女が嫁に行くことになった。
 結婚相手が中東の小さい王族で、イスラム教徒だから、一旦結婚すると、元の親には自由に会えなくなる。
 当方はたぶん、長くは生きられないから、婚姻の儀礼が長女に会う最後の日だ。翌日には旅客機に乗り、先方の国に行く。
 婚礼の日が来て、式場に着いたのだが、知らぬうちに涙が出始めて、すぐにおいおいと泣いていた。
 「そう言えば、親戚の披露宴に出た時に、最初から泣き通しの父親がいたっけな」
 頭の中では割と冷静にそう思いつつも、やはりオイオイと声を上げて泣いた。
 目が覚めて、こいつは夢だったかと気付いたが、まだしばらくの間は涙が止まらない。

 長女は強情で父親の言うことを聞かぬ子だった。
 思春期にはしょっちゅう反抗するので、親子喧嘩ばかりしていた。
 それでも「自分に似たところがある」と思っていたせいで、さらに「それを直さねば、俺のようになる」と考えたからだった。
 現実の長女は、彼氏がいるようだが、まだ結婚まではいかんらしい。長女は2週に一度くらいは顔を見せに帰って来る。
 当方は次女を、それこそ猫可愛がりに大切に育てたのだが、こちらは、彼氏が出来たら、家になんか帰って来やしない。
 「実は父親が嫌いか、迷惑だったのか」と余計にがっくりする。
 でも、結局、娘は娘で、どちらの娘も、心底より「幸せになって欲しい」と願う。
 その意味では、自分が成功し、5兆円くらいの資産を持ったりしていないのが、少し残念だ(笑)。