日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎確かに一理ある

◎確かに一理ある
 「消費税をゼロに」という主張には一理があり、それだけで、8%の景気浮揚策になる。
 消費行動の総てに8%の税を課することは、「ポンピングブレーキ」を踏むことと、実質的には同じだ。
 ブレーキを踏み続けているのに、スピードを上げようと言われても出来るわけがない。
 これで急発進するのは踏み違えをした時だけ。現に、過去20年間、景気は停滞したままだ。
 収入が増えていないのに「戦後最長の好景気」はねえだろ。

 おまけに、家庭の退蔵資金を外に出したくて、財務省が画策した「老後2(3)千万必要」作戦は、真逆の効果を生んだ。
 ま、そこは正直、「バカなのか」と思う。
 「65歳以後30年間で必要な生活資金」という前提だと、95歳まで生きる勘定だが、そもそも男で95歳まで生きられる人は数パーセントだ。90歳だって1割に届くかどうか。
 基本的に85歳くらいまでで十分で、金を残して喜ぶのは、ドラ息子と特殊詐欺グループだけ。

 3年から5年の短期限定で「消費税を停止してみる」試みは面白いと思う。
 いずれ復活させる時には「福祉目的税」で国財政とは分離する。全額を年金や福祉に投入するのを前提とすれば、北欧に近づけるかもしれない。
 総てが年金や福祉に充当されるなら、必ず戻って来るわけだから、不公平感は薄い。

 今の政策では、貧困層は金持ちや大企業のダシに使われるだけ。
 安倍政権とその後継は、抜本的な改革などやることはない。
 貧乏人や障害者、農家・自営業者には「れいわ」が希望の光になるかもしれない。
 農家は程なく「自民党が味方ではない」ことに気付かされる。

 ま、原発は即時廃止だ。
 ここを訴えて、小泉元総理らを引き入れることが早道だろうと思う。

 消費税が10%に上がった後、景気は冷える。
 そこで「消費税廃止」を訴えれば、かなり効き目がありそう。
 次の総選挙では、「10議席は行ける」と思うが、風に乗れれば、30、50も夢ではない。

 貧困層で障害者の私は、もちろん、「れいわ」を応援します。