日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎現実はどれか

◎現実はどれか
 今や「現実」と「妄想」、そして「あの世」の境目が分からなくなっています。
 「すべてが妄想」と思えれば良いのですが、手元の画像を見ると、そんな判断など許される状況にはないです。
 この春先も「お迎え」の到来を感じ、「いかに逃れるか」で苦心したのですが、あれからまだ半年しか経っていません。
 「次のヤマはまた12月から3月」と思い込んでいたのですが、予断を許さない状況になっています。

 今は毎日、午前2時頃になると、「目を覚ませ」と呼ばれます。眠っていると、頭が働かなくなるので、「無意識のまま連れて行かれる」かららしい。
 そこで、その「誰か」の指示に従って、4時までは必ず起きており、かつ「周囲がよく見える場所にいて、動かない」ようにしています。
 背後から近付かれ、抱き付かれないようにする意図らしい。
 このため、その間はトイレにも行きません。
 寝酒を飲んでいたりすると、夜中に尿意を催すのですが、ひたすら我慢をして、4時を回った瞬間にトイレに走ります。

 馬鹿らしい「妄想」のようですが、そこには「現実」も混じっています。
 その間、当家の2階から聞こえる足音を聞けば、誰でも一発で信じると思いますね。
 今は当家には、私以外に誰もいません。
 私自身は慣れたので、それほど驚きませんが、相手はほとんど見えないので、ほんのちょっとの光の変化を見逃さないように、家中の灯りを点けています。
 ま、日に2時間は脚のマッサージが必要なので、それをやりつつ、映画を観て過ごします。

 「お迎え」を2度まともに経験し、なおも生きている事例は、たぶん、私だけではないかと思います。
 妙な気配を感じると、すぐさま、刀を振り回すので、傍から見れば「気のふれた人」そのものです。
 それでも、ごく早いうちに「悪縁の到来」を察知できれば、対処のしようがあるのではないかと思います。

 この時間帯を過ぎれば、午後の2時から4時のゾーンまでは大丈夫。その間を慎重に過ごして、また夜に備えるということの繰り返しになっています。
 睡眠は病院で取ればいいので、影響はありません。
 まともに働けないのは痛いですが、そこは「やりくり」。

 叔母は「お迎え本番では、ごく近い肉親が来るから、皆、ついて行ってしまう」と言います。
 私なら母だろうと思いますが、案外、猫のトラだったりするのかもしれません。
 確かに、母やトラなら、警戒することとなく、「これが『その時』なんだな」と納得すると思います。

 うまく対処すると、1回目と2回目くらいは、かわせると思います。有効な手立てを確立出来たら、書き残しておこうと思っているのですが、果たして間に合うのかどうか。

 唯一の利点は「あの世」系の出来事について、ぱぱっと対処法が見えることくらい。
 以下は、つい最近、ある知人が体験談として語ったことです。
 「身の回りで不審事が続くので、霊感師に診て貰った。するとその霊感師は『3代前の先祖が悪事を働いたので、その触りがある』と言った。これこれこうしないと怒りが鎮まらないから、※※※にお参りしなさいとのこと。その証拠に、家にあるお皿に水を入れ、ひと晩置いてみろと言われたので、その通りにしたら、翌朝、お皿が真っ二つに割れていた」
 怖ろしい話ですが、「先祖の振る舞いが子孫に祟りを招く」みたいな話は「因果」そのもので、如何にもありそうな話なのですが現実にはほとんど起きません。
 幽霊には思考能力が無いので、相手を選んで何かをすることが出来ないのです。

 では、皿が割れたのは何故なのか。
 少し考えさせられましたが、物理的な力を及ぼすのは「念」の力で、生きている者が係わっていると思います。
 状況的には、2人しか該当者がいないので、皿を割ったのは、知人が相談に行った霊感師だろうと思います。
 その霊感師は自分の力を示すために、言葉通りのことをやって見せた。本当に性質が悪いですが、毎日、「念」を込める練習をしていると、そういうことが出来るようになります。
 しかし、その「念」の使い方は「呪い」と同じなので、その霊感師には死んだ後に恐ろしい事態が待っています。
 また死に間際も、有能な霊感師がそうだったように、殺されるか、全身が腐り苦しんで死にます。