日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

もしタバコが1千円になったら

政治家やアナリストが、本当に「おバカ」に見える時があります。

もしタバコが1千円になったら・・・?
→税収が上がる?(あるいは下がる?)
→禁煙者が増える?
これらは全部バツ(不正解)。

その答えは「闇タバコが売られる」です。
→国際空港の傍には、個人輸入で外国から持ち込まれるタバコの「故買屋」が並ぶ。
→近隣諸国から密輸されるタバコが闇で売られる。

「お兄さん。ちょっとちょっと。タバコ吸うの?あるよ」
てな呼び込みが出没するようになりますね。

→タバコを自分で栽培する人が増える。ついでに大麻も育てちゃう。
→タバコの代用品が開発される。ま、発泡酒のように追っかけ課税されるでしょうけど。

英連邦では、公共医療費がタダ。「外国では税率が・・・」は通用しません。日本では喫煙とは関係のない用途に使われます。

タバコ販売店の多くはタスポ導入で、売り上げが7割減にあえいでいます。
タバコは、販売店に入る粗利はわずか1割と定められている低利な商売です。
喜んだのは、タスポを開発した自販機メーカーとカード会社、タスポを使わなくとも買えるコンビニです。(実はこの辺に真実とカラクリがあります。)

一番大きな影響は、やはり密輸でしょうね。
麻薬に比べれば、材料は無限に近いほど入手可能なので、実に簡単です。

「やってはいけないこと」は青少年にとっては魅力的な行為なので、青少年のコアな喫煙者は逆に増えたりするかもしれませんね。