日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

◎古貨幣迷宮事件簿 「南部銭のあれこれ」その2 (『南部駒』より)

南部銭のあれこれ その2 ◎古貨幣迷宮事件簿 「南部銭のあれこれ」その2(『南部駒』より) 引き続き、『南部駒』より一部引用し、K氏の思い出を記す。普通は他人の持ち物についてあれこれ品評などせぬものだが、K氏より「解明してくれ」と言われていること…

◎病棟日誌「悲喜交々」 (R4 7/30)

◎病棟日誌「悲喜交々」 (R4 7/30) 病棟に行くと、前に左隣だったバーサン患者(70歳くらい)が車椅子に乗っていた。確かこの病気になってから十数年でベテランだ。 これまで幾例も見て来たので承知しているが、ある日突然、体の自由が利かなくなり歩けな…

◎実際に体験したちょっとだけ怖い話  5)後部座席に幽霊がいる

◎実際に体験したちょっとだけ怖い話 5)後部座席に幽霊がいる 自分自身で体験した怖い話の続きになる。脚色を避け、事実に即した出来事をなるべく平坦に記す。怪談まで行かず、日常の中で起きた「ちょっとした怖い話」程度の内容だ。 初めて「車の後ろに乗…

◎夢の話 第1K56夜 電話のベルに起こされる

◎夢の話 第1K56夜 電話のベルに起こされる 七月二十七日の午前二時過ぎに観た夢です。 暗闇の中に横たわっている。 夢の中にいるわけでもなく、意識も朧気だ。 ただぼんやりと闇に浸っている。 すると、唐突に音が響いた。 「チリリリリリリリ」 電話の呼…

◎ホームグラウンドが姫神山

◎ホームグラウンドが姫神山 前の記事で、「死出の山路」のイメージを示すために、ランダムに画像を選んだ。これは、姫神山の景色だったが、つい改めて見返して目がとまった。 姫神山周辺は中世には金が採掘され、藤原氏の財力を支える金山だったのだが、金の…

◎「ソースかつ丼」と「ソースかつ丼サンド」

◎「ソースかつ丼」と「ソースかつ丼サンド」 ◎「ソースかつ丼」と「ソースかつ丼サンド」 西関東から北陸にかけて、「かつ丼」と言えば「ソースかつ丼」だ。「ソース」と名乗っているが、出汁は醤油で、最後にソースで香りづけをする程度。 湯通しキャベツを…

◎上手な死に方

◎上手な死に方 重病や臨死体験を経験した人から、「その時に何を見聞きしたか」と聞いている。 さすがに死線の近くまで行き、そこから戻って来たケースはあまり多くない。 また、肉体が滅んでからは、自他の区別がつき難くなるのだが、これは人が常に五感を…

◎古貨幣迷宮事件簿 「見寛の原母」

四年銭小様から見寛に至る流れ ◎古貨幣迷宮事件簿 「見寛の原母」 資料整理を進めていると、みちのく大会(18回)の記念銭譜が出て来た。 南部古泉研究会(昆会長)の主催の時のもので、銭譜の作成には私も関与した。 末尾に「北岩手(八戸方面)に於ける…

◎国葬の意味

◎国葬の意味 葬式は故人を弔うことに加え、家と関わりのあった人たちに挨拶をして、スムーズな関係継続を図るためのものだ。 よって、家長が死ねば、その「後継ぎ」が全権をもって葬儀を執り行う。 その場合、親族の合議は必要無く、家の後継者の専権事項に…

◎古貨幣迷宮事件簿 『南部駒』

『南部駒』 南部古泉会資料集 抽出 ◎古貨幣迷宮事件簿 『南部駒』 十数年前から、資料を含めた「古貨幣に関する一切」を譲渡(または贈呈)して来たが、既にそれも終盤だ。存命中に完了出来るのであれば、我ながら収集家では珍しい例だと思う。 『南部駒』は…

◎実際に体験した「ちょっとだけ怖い話」 4)女が後をついて来る話

◎実際に体験した「ちょっとだけ怖い話」 4)女が後をついて来る話 人によっては「ちょっと」ではないかも知れぬ。 この女のことは、ブログやSNSに繰り返し掲示している。 あの世の実在を示す「分かりよいケース」だから、説明が楽だ。 既に記したことを再編…

◎古貨幣迷宮事件簿 「雑銭の話」(続き)

小さく赤い文銭 ◎古貨幣迷宮事件簿 「雑銭の話」(続き) 雑銭を何万枚と触っていると、いつの間にかある種独特の「勘」が働くようになる。 特に意識せずとも、「手に吸い付いて来る」ようにこれという品が「立ち上がる」ようになる。一枚一枚手に取って見ず…

◎実際に体験した「ちょっとだけ怖い話」 3)人形が声を上げる

◎実際に体験した「ちょっとだけ怖い話」 3)人形が声を上げる 実際に体験した「ちょっとだけ怖い話」の続きになる。 最近、次女が転職し、自宅通勤に替わって、一緒に暮らすようになった。 この次女は、五六歳くらいまで、時々、幽霊を見ていた。 幼児には、…

◎「トークバック機能」らしい

◎「トークバック機能」らしい しばらく前に「スマホが勝手に話し出す」現象が起きた。 これについて調べたら、アンドロイド機種特有の「トークバック機能」というもののようだ。 多くの場合、「勝手にスイッチが入り、意味不明な文章を読み上げる」、「切ろ…

◎必要なことをすればよいだけ

◎必要なことをすればよいだけ 家人は典型的な「一般人」だ。 小学校は一両日中に夏休みに入るので、この日は早めに帰宅したが、ダンナは病院にいるというのに「駅まで迎えに来い」と七回も電話を寄こした。 だが、こちらは病院の中だし、ベッドに横になって…

◎病棟日誌 「悲喜交々」 七月十九日

◎病棟日誌 「悲喜交々」 七月十九日 今日は通常の通院に加えて、眼科の検査があった。眼底出血が見られたためで、これは常時、「ヘパリン」という抗凝固剤を使用しているから、時々起きる。 血が固まりにくいと、毛細血管がどうしても弱くなるらしい。 糖尿…

◎古貨幣迷宮事件簿 「雑銭の枚数数え」

◎古貨幣迷宮事件簿 「雑銭の枚数数え」 どうやら死なずに済み、遺産分与とはならなかったようなので、かつての知己を中心にサービスしてあげようと掲示したが、今回の雑銭については食いつきがなかった。 最初のひとつに食いつかぬなら、次のにも無いので、…

◎ある意味、的を射ていた

◎ある意味、的を射ていた 安倍さん狙撃犯の考えていたことが、次第に明らかになっている。 その中で「安倍さんを標的とするが、真の敵とは思っていない」と言う話が、最も印象的だ。 犯人によれば、安倍さんは本質的に敵ではないが、安倍さんを倒すことで統…

◎実際に体験した「ちょっとだけ怖い話」 2)扉が開かなくなる話

◎実際に体験した「ちょっとだけ怖い話」 2)扉が開かなくなる話 脚色を避け、事実に即した出来事をなるべく平坦に記す。怪談まで行かず、日常の中で起きた「ちょっとした怖い話」程度の内容となる。 2)扉が開かなくなる話 かなり昔のことだが、出先で、かつ…

◎実際に体験した「ちょっとだけ怖い話」 1)カーナビが山中に導く話

◎実際に体験した「ちょっとだけ怖い話」 幽霊について、怖ろしい局面だけに眼を注ぐのは、あまり適切ではないと思う。 ライオンや鰐は怖ろしいようでいて、実は自分なりの生を生きているだけだから、ライオンや鰐そのものを怖ろしい存在と見なすのは、確から…

◎『正義仮面』による「作り話」が独り歩き

◎『正義仮面』による「作り話」が独り歩き 冒頭は日刊スポーツ7月11日配信記事による。 生稲晃子氏の選対事務所は11日、テレビ東京系選挙特番「池上彰の参院選ライブ」のプロデューサーと、キャスター池上彰氏(71)について「抗議文」を発表し、謝罪と訂…

◎八月の思い出

◎八月の思い出 十数年前に心筋梗塞(初回)に罹ったが、これが八月の頭で、それからほぼひと月ほど病院に入院した。 十日置きに施術を行ったから、かなりやっかいな状態だった。 ま、大動脈三本が同時に全部狭くなっていた。 危機の直前に気付き、自分で病院…

◎新盆で

令和四年七月十五日の記録 ◎新盆で 「関東は新盆」と言う話を聞くが、七月十五日に家の前に盆の支度が出ている家を見たことが無い。 なんだかんだ言って、本当は旧盆に合わせているんじゃないのか? ともあれ、既に自分の人生の中で、埼玉西部に住んでいる期…

◎病棟日誌「悲喜交々」 七月十四日

◎病棟日誌「悲喜交々」 七月十四日 心臓の保護のために「設定体重」が徐々に下げられ、コンスタントに毎週300gずつ減っている勘定だ。 保水量を落とすと、確かに心臓は楽になるのだが、人は心臓だけで生きているわけではないから、下げた当日はぐらぐら…

◎「ようやく悪意が消える」

「黒いひと」の一例。はっきりした自我を持たず、感情だけの存在だ。 ◎「ようやく悪意が消える」 十四日の午前三時頃のこと。 私は居間の竹茣蓙の上で眠っていたが、不意に体を起こした。 仰向けに寝ていたが、半身を起こすその瞬間までは、体を起こしたのが…

◎茅の輪を潜って怒りを払う(640)の続き

補足画像)令和二年十一月二十三日撮影 ◎茅の輪を潜って怒りを払う(640)の続き 肉体が外殻だとすると、内皮が知識や心だ。その中に本性である魂があるわけだが、死線に近づくごとに、外側から中に向かって崩れて来る。そして、次第に本性がむき出しにな…

◎どうやって目を開かせるのか

◎どうやって目を開かせるのか 不慮の事故・事件で亡くなると、「自身の死を予期していなかった」ことが原因で、長く「トンネル」の中に留まるようだ。 この場合の「トンネル」は比喩的な表現で、実際には天地四方の先がまったく見えぬほどの暗闇だ。自分自身…

◎茅の輪を潜って怒りを払う(640)

令和四年七月十二日撮影。目を引くような異変はない。 ◎茅の輪を潜って怒りを払う(640) このところ、怒りで我を忘れる程の状態だったので、それを少し鎮めるために神社に参拝することにした。今は茅の輪潜りの時節だし、季節神事に従えば冷静になるかも…

◎「アモンとの出会い」の補足事項

その②の拡大画像 ◎「アモンとの出会い」の補足事項 画像の「その2拡大イ」では、私の左に「女」が立っていた模様。これまで気付かなかったが、この女も「常連さん」だ。 私が「イリス」と呼んでいる女の悪縁たちの仲間のようだ。 時々、あちこちに顔を出す…

◎三年前の振り返り 「アモンとの出会い」

◎三年前の振り返り 「アモンとの出会い」 昨日から心の中に留めようのない「怒り」が渦巻いている。 「因果応報の意味を教えるために、この世に祟りの雨を降らそう」 そんな声が聞こえる。 そのことで、自分のところに「アモンが帰って来たのだな」と悟った…