2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧
古貨幣迷宮事件簿 「見立て違いの品」 ◎古貨幣迷宮事件簿 「見立て違いの品」 収集・研究において、「偽物を本物と見誤る」ことよりも、「本物を偽物と見なしてしまう」ことの方がはるかに愚かだと言われる。 後者は「鑑定眼そのものが疑わしい」ことを意味…
自然現象の煙玉 ◎自然現象の煙玉 画像は六年前のものだ。 秋になると霧が出やすくなるが、これはそういう湿気の多い時に撮影したものになる。 水滴にフラッシュ光が反射すると、六角形や丸形の玉が写る。 光の強さや角度、気圧によっても写ったり写らなかっ…
令和三年八月二十九日撮影 ◎後部座席に 家人の買い物に付き合い、あるビルまで車で送って行った。 駐車場で待っていると、何となく「誰かに見られている」気がした。 そこで、すぐにスマホで撮影した。 (今ではこういう時の対応に躊躇いが無くなった。) そ…
アモンの姿 ◎夢の話 第979夜 アモンの宣託 夢の話第978夜の後、少し作業をして、再び眠りについた。 以下は第979夜となる。 ブログ記事をアップした時にドアを開けていたのは、「女」ではなくアモンだった。 アモンは見るからに妖怪顔だから、間違…
◎夢の話 第978夜 母の店 私は例外なく、目覚める直前の夢を記憶している。そのうち、示唆やストーリー性のあるものを記録している。 これは二十九日の午前三時に観た夢だ。 我に返ると、俺は車の運転席にいた。 郷里に戻ったのだ。 車を降りると、目の前…
◎ホラービデオ ベッドでDVDを観ていたら、看護師のケイコちゃんがやって来た。 ケイコちゃんは二十歳くらいに見えるので(実際は二十五歳)、オヤジ連中は患者、看護師を含め「娘」みたいな扱いになる。 ケイコちゃんが「何を観ているんですか?」とパッケー…
令和元年九月から十一月の画像 ◎ざくざくとメッセージが来る (二年前の振り返り) これから例年通りの「秋」が始まる。 そのことを覚悟するために、二年前の画像を点検してみた。 その当時には分からなかった状況が、時間を置くと、見えて来たりする。 これ…
◎声が聞こえる 木曜は通院日。帰路、エレベーターに乗り、スマホを構えた。 モニター画面に四文字熟語の問題が出る時があるので、それを話のネタにするためだ。しかし、この日はタイミングが合わず、風景だけだった。 すると、突然、声が聞こえた。 「このま…
◎感謝すると痛みが消える コロナ貧乏のため、「息子に西瓜でも食べさせよう」と思っても、青果店の店頭で躊躇してしまう。 今年の西瓜本来の味は、大玉を食べねば分からない。(この辺は何十年も西瓜を「売る」側だった。) だが、大玉の出来の良いのは三千…
古貨幣迷宮事件簿 「当四鉄銭の解法(その3)」 ◎古貨幣迷宮事件簿 「当四鉄銭の解法(その3)」 鉄銭については、「一瞥で素性が分かる品」はさほど多くない。 だが、幾らかはそういうケースもあるので、参考までに記して置く。 01 高炉鉄(標準銭) 高炉…
令和二年九月から十月に撮影 ◎「女」が中に入って来る (一年前の振り返り) 「幽界」は「誰もが死ぬと必ず通り過ぎる過程」のひとつだ。 簡単に言えば、誰でも必ず幽霊になる。ただ、どれくらいの期間そこに留まっているかという点だけが異なるだけだ。 こ…
◎夢の話 第978夜 心神耗弱 第977夜の後、再び眠りについた直後に観た夢です。 我に返ると、古びたアパートの一室にいる。 大学生の時に住んでいた部屋に似ている。 (夢を観ながら、それを冷静に眺める自分がいる。ここでそのもう一人の自意識は、夢の…
◎夢の話 第977夜 叱られる 八月二十三日の夜十一時に観た夢です。 ブログやSNSに記事を投稿した直後、居間で眠ってしまった。 すぐに夢の世界に入ったのだが、近くで叔父のような声がした。 「おめのやり方がダメだ」 「段取りがあるんだぞ」 何のことな…
令和三年八月二十三日撮影 ◎宿題を果たしに行く(595) 月末が近く、かなり忙しいのだが、体調が悪いので、幾らか軽減すべくいつもの神社に参拝した。総てではないが、あの世系の影響がある。 「焼け焦げた女」や「エレベーターで私に縋り付く老婆」を間…
イ)O氏 作鋳放仰寶母銭 ロ)称浄法寺仰寶 鋳放 ハ)仰寶銅鋳 ◎古貨幣迷宮事件簿 「仰寶三題」 鋳銭工程に着目すると、案外簡単に解決する問題がある。そういう事例について言及する。 その1)O氏作 南部仰寶 鋳放母銭 O氏は銭の摸鋳技術に秀でており、とり…
フランス・パリの凱旋門と日本の旭日旗 ◎日仏友好の懸け橋 旭日旗は日本の伝統的な民族章である。放射光は十六条のことが多いのだが、八条や十二条でもよいとされている。 左側の画像は、次の五輪開催地のパリにある凱旋門だが、道路が放射状に十二条に渡り…
令和二年十一月二十四日撮影 ◎説明のつかない画像 (一年前の振り返り) 掲示した画像は、昨年の十一月の新嘗祭のものだ。 お祭りで参拝客が多かったので、神殿では内鳥居の下から遠景で飲み撮影させて貰った。 ガラスに映る自身を撮影するのは、肉眼では分…
◎ようやく今の自分の置かれた状況が見える エレベーターに乗ると、タイミングにもよるが、モニターに「四文字熟語クイズ」が映る。 この日は慌ててスマホで撮影したのだが、これを保存すべく、PCにコピーすると、別の画像を引き連れて来た。 つい見てしまう…
◎むしろ不思議 毎日、感染者が二万人を超えるのに、日本では「ロックダウン」の動きが無い。 その話すら出ていない。これがむしろ不思議なほどだ。 オーストラリアでは、もはや一年近く断続的なロックダウンのままで、「外出禁止」になっている。 フィリピン…
◎怪談 第九話 池の畔に立つ女 怪談は「夢の話」や体験談を基に、実際にあった(みたいな)怖い話に再構成するものです。 これは二十年前に実際に体験したことだ。 私は古貨幣の鋳造技法について調べていたのだが、たまたま鋳銭地近くの旧家ゆかりの人と知り…
幽霊がひとに寄り付く時のステップ その2 ◎幽霊がひとに寄り付く時のステップ (その2) 幽霊は感情(多くは悪意)を吹き込む 幽霊にとって、自我の消滅は「二度目の死」を意味する。このため、自我の存続のため、他の幽霊や生きた者の魂と同化・合体するこ…
◎夢の話 第976夜 異世界にて まずは前段階がある。 木曜に病院から帰宅すると、家人もちょうど帰宅したところだった。 家人は二階の自室に行き、着替えて来たのだが、居間に戻って来ると真っ先に言った。 「何だか家の中に幽霊が入ったかもしれないよ。あ…
仲間外れを探せ ◎古貨幣迷宮事件簿 仲間外れの貨幣を探せ 古貨幣収集の分野の言い伝えでよく知られている諺(または標語)は、「まずは背から見よ」ということだ。 ついつい面側(表)を見て文字に目を遣り、分類を当て嵌めるのではなく、「じっくりと製作を…
幽霊がひとに寄り付くステップ ◎幽霊がひとに「寄り付く」時のステップ ひとが死んで最初に移るのが「幽界」で、そこで死者はいわゆる「幽霊」となる。 その状態に留まる期間は、その者によって様々のようだが、自我を解き放った者は次の段階に移る。それが…
大迫の仮称「大字」背盛 ◎古貨幣迷宮事件簿 「大迫銭の追究」(続) 繰り返しになるが、盛岡藩の当四鉄銭については、実は大迫銭についてよく分かっていないことが多い。 何故そうなのかその理由は、「誰も調べないから」ということだ。 だが、いざこれを始…
大迫の鉄銭 ◎古貨幣迷宮事件簿 「大迫鉄銭の解法」 今月も収集品の処分を始めており、一部は既に出荷した。継続して売却に供するつもりだが、鉄銭のサンプルが出て来た。 つい手を止め見入ってしまう。鉄銭については、これを本格的に集め、研究する人がほぼ…
◎怪談 第七話 マナナンガ 「怪談」シリーズは、「夢の話」などを基に、本当にはない「怖そうな作り話」として再構成するものです。 外国籍の妻が「お祖母ちゃんが亡くなったから、国に帰りたい」と言う。 こんな時世だから、国際便に乗るのはちとやっかいだ…
令和二年八月二十六日撮影 ◎物陰から覗く目 (一年前の振り返り) 一年前とは見解が違うケースになる。 当時はまったく意識しておらず、別の個所を見ていた。 今になり、気になるのは次の三つ。 1)休憩所の梁の周囲に出ている煙の帯 これは時々、見掛けるが…
令和三年八月十五日撮影 ◎お盆なので(595) 今日は八月十五日だが、墓参りには行けぬので、ひとまず滝不動にお参りした。 不動明王は、これまで幾度も危機を救ってくれた仏だ。もちろん、あの姿で存在しているわけではなく、あくまで理念ということは承…
◎夢の話 第975夜 あの世に迷い込む 十四日の夜の十二時頃に観た夢です。 我に返ると、俺はどこか知らぬ家の縁側廊下に立っていた。 ここはどこだろ? 少し前に進んでみる。すると、奥の部屋に二十人ほど人が座っていた。 皆、黒い服を着ている。 なるほど…