日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

◎古貨幣迷宮事件簿 「金融機関の金庫から出た銅貨」

金融機関の金庫から出た青銅貨 ◎古貨幣迷宮事件簿 「金融機関の金庫から出た銅貨」 近日中にウェブ(HP)の方に、「資金調達のための定価販売」を掲示する予定なので、手元の品の整理を再開した。 そこで、掲示画像の紙包みが出て来た。 これは近代貨の紙包…

◎「思い出してみましょう」

「白い着物の女」関連画像 ◎「思い出してみましょう」 フェイスブックは「一年前」、「三年前」の書き込みを「過去の記事を思い出してみましょう」と再掲する。 概ね日付の同じ月日だ。 だが、関連月日とは関わりなく、時々、過去の画像が脈絡なく出ることが…

◎古貨幣迷宮事件簿 「追補 その2」

追補 その2 ◎古貨幣迷宮事件簿 「追補 その2」 記述から漏れ落ちていた品について追補しているが、その続きになる。 ①面子銭 駒引 片面落ち 風貌が前回の「南部駒引き(元入駒手)」に似ているので、うっかり南部絵銭(判子式)で出品したことがあるが、画…

◎大統領の贈り物

大統領の贈り物 ◎大統領の贈り物 つい先ごろ「韓国文大統領の贈答品を、在韓大使が受け取りを拒否した」という報道がなされたが、その時に気になったこと。 「この島は紛れもなく竹島なのに、何故よりによって太陽を配置したのか?」 「水平線上にある太陽」…

◎古貨幣迷宮事件簿 「直近の追補について」

資料モレ追補 ◎古貨幣迷宮事件簿 「直近の追補について」 この数回の記事について、漏れていた部分があったので追補して置く。 いずれも名品や希少品なのではなく、雑銭の類だ。 大半の収集家とは関心が違い、私は専ら「どのように作ったのか」に専心して来…

◎古貨幣迷宮事件簿 「背長」遡上の旅

「背長」遡上の旅 ◎古貨幣迷宮事件簿 「背長」遡上の旅 ※小ネタ 殆どの古貨幣収集家にとって、「背長」はつまらぬ銭種だ。 手替わりが少なく、それこそ百枚の寛永雑銭を手に取れば、何枚か入っていそうなほど存在数が多い。 おそらく何千万枚の規模で鋳造し…

◎幽霊が他の幽霊を同化吸収する目的

◎幽霊が他の幽霊を同化吸収する目的 スペインにはすごく怖いホラー映画がある。ハリウッド・ホラーと全然違うのは、あの世を正面から信じていることと、「都合の良い結末」にしないことだ。 エンディングに至っても、主人公が救われず、悪縁に「負ける」こと…

◎カーナビでぐるぐる、その他

◎カーナビでぐるぐる、その他 先日、看護師と隣のベッドの患者が話をしているのを間近で聞いた。 看護師のチエコさんによると「カーナビで墓地に案内された」ことがあるらしい。 傍で聞いていて「俺と同じ経験をしている」と思ったが、よく聞くと、「音声ナ…

◎古貨幣迷宮事件簿 「結局は分からなかった品」

結局は分からなかった品 ◎古貨幣迷宮事件簿 「結局は分からなかった品」 雑銭箱には未解決のまま放り出した品があれこれ入っているが、そこから幾つか拾い上げてみた。 イは割と昔からある絵銭の写しのようだが、通称名は失念した。 江戸時代の銭譜にも掲載…

◎夢の話 第1K15夜 当たり番号はこれだ

◎夢の話 第1K15夜 当たり番号はこれだ 二十四日の午前五時に観た夢です。 居間で寝袋に入って眠っている。 (これは現実の状況に合致していた。) 俺はじっと暗闇を見ていたが、突然、男の声が響いた。 「お前に数字を教えてやろう。良いか」 頭がぼんや…

◎夢の話 第1K14夜 頬ずり

◎夢の話 第1K14夜 頬ずり 二十三日の午後十一時に観た夢です。 病棟を出ようと歩き始める。 出口の入院患者用のスペースに差し掛かると、そこにいたのは、つい十日前に更衣室で挨拶をした男性患者だった。 年の頃は六十台後半だ。いわゆるアラ七十に近い。 …

◎「誰がどういう風に作ったのか」(出題の解題)

南部地方の鉄絵銭 ◎「誰がどういう風に作ったのか」(出題の解題) 先日、若者に宿題を出した。 送付した「両面福神銭(鉄)」と「七福神銭(鉄)」の違いは何かという出題だ。 しかし、一月は学生が試験機関に入るから、余計に煩わせることになるかと思い、…

◎夢の話 第1K13夜 師匠の車を届ける

◎夢の話 第1K13夜 師匠の車を届ける 二十三日の午前三時に観た夢です。 講演会場から師匠の教授が出て来たが、顔色がすこぶる悪い。 疲れていることが傍目で歴然だった。 その師匠が俺を見て言った。 「K君。君は運転が出来るよね。ちょっと頼みたいこと…

◎今の気分は「▢然自▢」

◎今の気分は「▢然自▢」 通院先の病院では、エレベーターに乗ると、時々、モニターに「四文字熟語クイズ」が現れる。 この日は、治療の直後にエレベーターに乗り、1階のトイレに向かった。 五時間も横になったままだから、さすがに催して来るわけだが、病棟に…

◎古貨幣迷宮事件簿 和同開珎の思い出

◎古貨幣迷宮事件簿 和同開珎の思い出 幾度か記したが、東京都下、山手線沿線の某駅の前に「Oコイン」があった頃の話だ。 Oコインの店主は、気さくなオバサンで、地の利もあったせいか、いつも古銭が山盛りだった。二十台の頃、一時期、私は後楽園の研究所に…

◎古貨幣迷宮事件簿 「がらくたの中に福がある」

ブック入り雑銭60枚セットのうち半分 ◎古貨幣迷宮事件簿 「がらくたの中に福がある」 部屋の整理くらいしかやれることが無いので、少しずつ片付けている。 すると、このブックが出て来た。 一時、毎月のように様々な地方に出掛けては、ご当地の古泉会に出…

◎夢の話 第1K12夜 家まで歩いて帰る

◎夢の話 第1K12夜 家まで歩いて帰る 二十一日の午前二時に観た夢です。 結局、歩いて帰ることになった。 若者に馬券勝負の「呼吸」を教えるために、場外馬券場に連れて行ったのだが、メインで大勝負をし、それに負けてスッテンテンになったのだ。 若い頃…

◎「お友達の帰還」(628)の補足事項

◎「お友達の帰還」(628)の補足事項 今に至る分岐点は昨年の十一月七日だ。この時にぐさっと脇腹に差し込まれており、今も痛みがある。 この辺から、「お友だち」がさあっと周りから退いて、何も感じなくなった。 いずれにせよ良い兆候ではないわけだが、そ…

◎お友達の帰還(628)

令和四年一月十七日撮影。 ◎お友達の帰還(628) 昨夜、台所に立っていると、すぐ左に人の気配がした。 こういうのは久しぶりで、ひと月くらいの間、まったく何もなかった。 体調がイマイチでもあり、ほとんど家から出ず、横になっていたが、まったく不審事…

◎古貨幣迷宮事件簿 「布袋入りの雑銭」続き

袋入りの雑銭 ◎古貨幣迷宮事件簿 「布袋入りの雑銭」続き 画像の品はこれまでも幾度か掲示して来た。 何かしら反応があり、情報が入って来ることを期待したためだが、結局、何も得られず、事態は15年以上、1ミリも動いていない。 これは秋田県の盛岡と秋田の…

◎古貨幣迷宮事件簿 「八戸 広穿マ頭通への系譜」

八戸領における背千の展開のひとつ 「広穿マ頭通」 ◎古貨幣迷宮事件簿 「八戸 広穿マ頭通への系譜」 八戸銭の面白いところは、変化が多様なところだ。 あまりにも多くの変化があるから、「型」に囚われると数限りなく出て来る。 頭を切り替え、系統的に認識…

◎古貨幣迷宮事件簿 「銭箱の雑銭より」

銭箱の雑銭 ◎古貨幣迷宮事件簿 「銭箱の雑銭より」 家屋の解体で不要な古物が出ることがあるのだが、従前はこれを扱うのが「買い出し」と呼ばれる人たちだった。解体業者の知り合いで、現場に行き、めぼしい品を引き取って来る。 これを自分で売ったり、その…

◎また紙一重

令和四年一月十一日撮影。画像にはごくうっすらとした影だけ。 ◎また紙一重 今は幽霊たちの影を見ることもなければ、気配に驚かされることもない。写真を撮ってもさしたるものは残らぬので、ごく普通の病人生活だ。 もちろん、見えぬ時は、先方が「魂胆を隠…

◎古貨幣迷宮事件簿 「ビニールのブックでも劣化が進行する」

劣化の進行 ◎古貨幣迷宮事件簿 「ビニールのブックでも劣化が進行する」 ホルダーに入れ、ビニールのコインブックに入れたままにして置くと、銀貨も銅貨も劣化が早く進行する。 まず塩化ビニールは湿気を吸いやすいという前提条件があり、さらにビニール自体…

◎古貨幣迷宮事件簿 「J11 創作銭三種」

創作銭三種 ◎古貨幣迷宮事件簿 「J11 創作銭三種」 こういう品は他の人に渡すと問題が起きやすい。「これは参考品ですよ」と渡しても、さらにその次の人に所有が移った頃に、「蔵から出ました」「家族の持ち物でした」「よく分かりません」と世に出て来る。 …

◎障りが重い

◎障りが重い 今は体調の「底」で、連日寝たり起きたりの状態だ。人事の方も躓きが多く上手く行かない。 これが歴然と始まったのはいつからかと考えると、やはりあの稲荷の祠にそれと知らずに近寄った時からだと思う。 人生の各所において、稲荷に近づいた時…

◎古貨幣迷宮事件簿 「雑銭箱より」続き

雑銭箱から(続) ◎古貨幣迷宮事件簿 「雑銭箱より」続き 引き続き雑銭箱に放り込んでいた品を取り出して、別れを告げる。 さしたる品は無く、ただの雑銭だが、古銭会のコンセプトがこれだった。 絵銭が多いわけだが、ネットに絵銭コレクターはいないので、…

◎腎不全が治る人もいる

◎腎不全が治る人もいる ひと度、腎臓が悪くなると、もはや治ることは無い。血液のろ過機能だけの単純な器官のようでいて、実際はホルモンなど分泌物を出している。 腎不全になると、足の悪い人に杖が必要なように、手助けが無くてはひとりでは立てなくなる。…

◎古貨幣迷宮事件簿 「柳津絵銭 その他」

柳津絵銭、他 ◎古貨幣迷宮事件簿 「柳津絵銭 その他」 引き続き、雑銭箱から取り出し、整理・処分して行く。 ①柳津絵銭 戎商売繁盛 柳津絵銭は絵銭のジャンルの中で、確固たる一分野を持つ銭群だ。 発祥・由来は「旧貨幣」誌などに記載があったと思うので、…

◎古貨幣迷宮事件簿 「ビニールのストッカーは青錆の足が早い」

青銅貨の青錆 ◎古貨幣迷宮事件簿 「ビニールのストッカーは青錆の足が早い」 七八年に及んだ雑銭処理も、もはや終わりに近づいた。 近代貨ならストッカーふたつ、穴銭なら四つくらいで処分が完了する。 あとは郷里の倉庫だが、見切って丸ごと出したので、そ…