#日々の出来事
◎病棟日誌 R070125 目の前の危機 この日は珍しく看護師長が仕事をしていた。今は看護学校の講義が中心の生活をしているらしいが、「ひと月に一回は現場に立たないと示しが付かないのですよ」とのこと。確かに職場を引き締めるためには、時々、管理職が陣頭に…
◎隠語の構築に向けて(備えあれば憂いなし) 自民党がSNS規制に乗り出すらしい。 と言っても、SNS自体を禁止することは出来ぬし、そんな国は存在しない(制限する国はある)。 となると、「特定の政党・政治家に対する誹謗中傷を禁止する」という名目…
◎病棟日誌 R070123 「バンドーは英二」 今、同期ガラモンさんは二つ隣りのベッドにいるから、問診の内容が全部聞こえる。 この日の担当看護師はタマちゃんだが、ガラモンさんの態度に気付いたらしい。 「何だか今日は静かですね。何か悩んでるの?」 「悩ん…
◎病棟日誌R070121「温泉」、からの 病院のロビーに行くと、病棟の患者たちが五人集まって座っていた。 病棟の扉が開く8時まで、ロビーの椅子に座って待つ。 当方は群れ集まるのが嫌いなので、離れた椅子の方に行き、独りで座る。 二十㍍は離れているが、し…
◎病棟日誌 R070118 ソースかつ丼の秘密 当方の前のベッドは、当方が移動後に暫くの間空いていたが、この日新しい患者が入った。 七十歳くらいの男性だ。 看護師との会話が漏れ聞こえて来たが、まったく準備をしてこなかったようだ。タオルとか着替えももたず…
◎すべては大学を潰さぬため 日本政府は、外国人(主に中国人)の留学生の学費を出してやり、滞在費も支給している。医療保険もタダだ。 日本人の学生には、返還不要の奨学金制度が薄く、卒業後に奨学金の返済に追われる者が多数いるのに、何で外国人にだけ手…
◎病棟日誌R070116 影の薄い人 ベッドに行くと、Oさんが声を掛けて来た。Oさんは前回、扉を開けて当方を待ち、転びそうになったジ-サンだ。 「昨日、二時頃に※※※※※※」 話の内容が殆ど分からない。 まるで津軽弁のバーサンみたいだが、方言で分からないのでは…
◎正体見たり、枯れ尾花 の続き 与党の代議士や御用学者らは「自分の裁量で振り分けられる国庫金」のことを自分たちの既得権だと思っている。このため、これを「侵害される」と認識すると、過剰に反応し攻撃する。 そもそも「財源がない」を理由にするのに、…
◎病棟日誌 R070114 加齢臭であってくれ 昨日、服を着替えていると、何やら匂いがする。その匂いを嗅いで、思わず戦慄した。 その匂いは「腐りかけの肉や魚の匂いに、樟脳を足したような匂い」だ。 この匂いは、「死期の迫った老人」とか「死霊に寄り憑かれた…
◎国際電話の詐欺 時々、スマホに国番号からの国際電話が入る。日本は81からだが、日本国内にいるのに国際通話を経由して日本国内に掛けている。 あるいは日本の携帯を持って、外国から日本に掛けても同じことが起きるそうだ。 目的は概ね「詐欺」で、「誰…
◎真鱈の鱈子、からの 真鱈の鱈子は店頭で500グラム超で300円程度。物凄く安いが、買う人はいない。 真鱈の白子は高級品で、助宗鱈より数段高い値段だ。実際、鮮度の良い真鱈の白子を1分だけ湯通しして、ポン酢などで食べると、頭がチリチリするくらい…
◎病棟日誌 R070111 強いのは女性の方 左の股関節痛が酷く、まともに歩けない。使わずにいれば痛みは小さくなると思うが、歩かぬわけには行かず、酷くなる一方だ。ロキソニンを飲むと、胃が荒れて今度は鳩尾が苦しくなる。 症状が狭心症と同じなので、血圧を…
◎我がままになる要因 家人の勤務する小学校には、どうにも手の付けられぬ児童がいて、授業を壊そうと頻繁に暴れるそうだ。 そういう子どもは何時の年にも学年に一人二人いそうだが、今はそれが一定の集団レベルのそうだ。 授業に飽きると、隣近所の子どもに…
◎病棟日誌R070109 鋼鉄のババア 朝、病院のロビーに入ると、患者仲間のAさんが長椅子に座っていた。 「おお、戻って来たのか。やはり死ななかったのだな」 Aさんは割と若い頃から病気がちで、心臓のカテーテル施術を4回受け、バイパス手術を受け、大動脈の…
◎病棟日誌R070107 おまじない 朝、病棟に入る時に「普通なら今日は採血はしないよな。検査技師の仕事が増えるだけだし」と考えた。 この病院では月に2度採血があるが、おせちを食べればカリウム値が上がるから、赤マークのコレクションになる。カリウムは足…
◎病棟日誌 R070104 意味なく泣くオヤジジイ この日から病院は通常営業で、年末年始に具合の悪くなった人が沢山来ていた。 正月早々、救急車で運ばれる人もかなりいて、救急救命室の前のソファには患者の家族がびっしり座っていた。 温かい室内から屋外に出た…
◎松飾りが一軒も出ていない 今がどんな状況かは、近所を見て回れば一目瞭然だ。 元旦には、どの家の玄関にも松飾りが飾られるものだ。 だが、今年は当家の周囲で松飾りを出している家は一軒もない。 今年は家人が手製の松飾りを作り、家の玄関に飾ったついで…
◎「堤防が決壊」 中国人へのビザ緩和 羽柴秀吉の奥州仕置きの最終段階の合戦が九戸一揆の討伐で、宮野城(九戸城とも言う)を上方軍と南部軍の計五万兵で攻撃した。 当初は攻めあぐねたが、最大の問題が水濠で、そこで攻め手の足が止まる。水濠の手前で多数…
◎病棟日誌 R061228 止血バンド 看護師の立ち話を間近で聞いた。 アラ40女子の患者Ⅰさんの血管に閉塞音が聞こえるから、医師と相談して検査に回す必要があるが、その医師が不在らしい。 Ⅰさんの採血場所は首だから、首の血管が詰まっているという話だ。 先…
◎病棟日誌R061226 「風邪ではない」 久々にエレベーター四文字熟語の質問に知らぬ言葉が出た。 「水▢之▢」 え。何じゃこりゃ。 ううんと考えているうちに答えが出た。 「水魚之交」 ああなるほど。普通は「水魚の交わり」みたいな書き方をするから、之が入る…
◎病棟日誌 R061224 紙一重 前日から喉の調子が悪く、咳、鼻水、痰。朝は熱が無かったが、病棟のベッドに横になっている間に上がり始め37.7分に。寒くて参ったが、これは発熱のせい。 若い人や割合健康な人であれば、何ということもない症状だが、当方ら…
◎第一関門を突破 上の叔父は57歳で亡くなった。 この叔父は馬喰で、牛だけでなく肉の何たるか全般に精通していた。 仕事から帰ると、時々、当家に寄り、酒を飲んでから家まで運転して帰った。 当家は姫神山の西の入り口にあったが、叔父の家はその姫神山の…
◎病棟日誌R061219 交差点では必ず立ち止まること 新任の看護師が「痛みはどうですか?」と訊くので、「どこの痛みのこと?」と訊き返した。 肩は痛いわ、股関節は痛いわ、両足指は痛いわと、全身が痛い訳で。 高齢者がカートを押して歩いている姿をよく見る…
◎怖ろしいほどの嘘 「103万円の壁」を是正するための自民党の改正案が「物価調整で123万円」らしい。 ええええ。これって財務官僚が出して来た案なのか? それなら、相当「悪賢い」か、案外「現場のことは知らない」ってことだ。 経済指標に対し、物価…
◎真鱈の鱈子が安いわけ トップに行くと、真鱈の卵巣が安く出ていた。3百グラム超で二百円台。 「鱈子」と表現すると、通常は塩漬けした後のものを指すが、この場合は未処理(生のまま)のものなので卵巣とした。 真鱈の白子は高級品で、値段も撮れる商品だ…
◎奥様感謝デー 家人は月曜が休み。 前夜に「足腰が痛むから、日帰り温泉にでも連れてって」と言われたので、「それなら久々に名栗の大松閣に行こう。俺がご馳走するから」と答えた。 大松閣には、離れの「山の茶屋」で食事をすると、入浴料が千円になるサー…
◎今日のこの人 「安倍昭恵さん」 昭恵さんがトランプ氏に会いに行くそうだ。 このニュースで思わず唸った。 「おお。さすが麻生さんだ。次を見越して手を打ち始めた」 岸田や石破総理と昭恵さんが仲良くしているわけがなく、政府の特使みたいな役割があるわ…
◎意外な真実、不都合な事実 「クマ」 野生動物が子どもから大人になり、発情するようになると、とりわけオスは狂暴になる。 それまでは可愛い仕草を示していたのが、人に向かって粗暴な振る舞いをするようになる。イヌ科の動物なら噛みつくようになる。ネコ…
◎意外な真実、不都合な事実 「李 在明(イ・ジェミン)」 韓国ユン大統領の戒厳令騒動の報道を観て、家人が訊いて来た。 「あれはどういうことなの?」 「あれは踊りを踊っているだけ。半島の人間はとにかく踊る。身振り手振りで大騒ぎをする国民性だ。だか…
◎意外な真実、不都合な事実 「ふるさと納税」 完全に歪んで来ていると思うのが「ふるさと納税」だ。 年末なので、世話になった方々に何か送ろうと検索すると、通常の金額よりもやたら高い。 「おいおい。※※※が5キロで1万円超だと」 3千円から6千円までの…