日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

#日々の出来事

◎隣の部屋の会話より

◎隣の部屋の会話より 火曜に病院に行き、更衣室で着替えをしていたら、隣りの女性用更衣室から声が聞こえた。 「私はもう死んでもいいと思ってるの」 この声は80歳くらいのバーサン患者だ。 すると、これに76歳の患者が「そんなことは言わないでください…

◎病棟日誌 R060618 「みつまめが嫌い」

◎病棟日誌 R060618 「みつまめが嫌い」 昨夜から殆ど眠らずにいたので、この日は朝から病棟のベッドで眠るつもり。 目を瞑ると、こういう時に限って訪問者がある。 栄養士の女性だ。 (今日は休みたいよな。テキトーに帰って貰おう。) ま、大体のところ問診…

◎フェンスぶどう

◎フェンスぶどう 当家のフェンスを伝っているブドウに今年は割と実が出た。夏が暑すぎなければ、バケツ1杯くらいは収穫出来そう。 だが、トウモロコシの二番穂から先のように、複数出た実は摘んでしまうべきだが、どれを摘むかが分からない。蔓がぐねぐねと…

◎病棟日誌 R060613 「もの言わぬ病」

◎病棟日誌 R060613 「もの言わぬ病」 木曜は通院日。 病棟に入り、Nさんの前を通りかかると、Nさんに「報告したいことがある」と呼び止められた。 Nさんは火曜日に、循環器の病院に行って来たらしい。 「専門医が診察するからこのまま待機して欲しい」と…

◎病棟日誌 R060611 「外国人」

◎病棟日誌 R060611 「外国人」 この日はかなり早く病院に行った。息子がリモートになり、娘が休みだから、家人一人を駅まで送ればよい。これが7時10分で、それから家に戻っても何もすることが無いので、そのまま病院にいった次第だ。 もちろん、病棟は開…

◎心停止した時の経験

◎心停止した時の経験 二十台の末の頃に、一度、心停止の経験があるが、大体、2分弱くらいの間だったらしい。 この間、脳に酸素が行かなかったせいなのか、この日の前後一年間くらいの記憶がほとんど消失した。 それが具体的に何歳の時で、その年に何があっ…

◎6月9日は「父母感謝デー」

◎6月9日は「父母感謝デー」 「父の日・母の日のプレゼント」なそうで、息子が鰻重をご馳走してくれることになった。行き先は川越の「いちのや」だ。 早めに出掛け、開店と同時に店に入ることにしたが、10時40分に店の前に行くと、番号は15番だった。…

◎病棟日誌 R060606 「医師は勧めない」

◎病棟日誌 R060606 「医師は勧めない」 この日は火曜の採決の結果が来た。 週末は実験をしていたのだが、想定した通りだった。 腎不全患者が気を付けるのは、カリウムとリンの過剰摂取。 いずれも水溶性で、摂取量が多ければ、尿で排出されるのだが、腎不全…

◎病棟日誌 R060604 「薬膳カレー」

◎病棟日誌 R060604 「薬膳カレー」 火曜は通院日。 この日の担当医はK大出の女医だが、対症療法的に何でもかんでも薬を出そうとする。症状が出る毎にすぐに薬を飲んでいると、その薬の害の方が大きくなるので、「要りません」と答えている。あるいは、最初か…

◎捨てられない夫婦

◎捨てられない夫婦 当家は夫婦ともコレクション癖が強く、ものを捨てられない。欠けようが、ヒビが入ろうが、捨てずに取って置く。 このため、家の中は色んな物で溢れ、ゴミ屋敷同然だ。 とても客を中には入れられない。 押し入れから廊下まで、段ボールの山…

◎あなたの家にも来ましたか

◎あなたの家にも来ましたか 先ほど、固定用電話に電話が来た。 出てみると、音声アナウンスが始まった。 「こちらは総務省の緊急連絡です。あと2時間であなたの電話が使えなくなります。詳細を知りたい方は、オペレーターに御繋ぎしますので・・・」 途中だっ…

◎病棟日誌R060601「鮭の頭」

◎病棟日誌R060601「鮭の頭」「年齢当て」 入り口で看護師のウエキさんに会った。 私服だとすぐには誰か分からない。看護着を着ているという固定観念があるためだが、駅ですれ違ったら、さらに場も替わるので、まったく気付かぬと思う。 ウエキさんは五十台…

◎霊界通信 ドアが開く

◎霊界通信 ドアが開く 28日の午後、通院から帰り、居間の床に座ってひと休みしていた。 すると、玄関のほうで「ガタッ」という音が響いた。 「少し早いが、女房が早退をして帰って来たのか」と思う。 すると、今の扉がキーッと開いた。 だが、誰も中に入っ…

◎病棟あるある R060528

◎病棟あるある R060528 火曜は通院日。眼科の検診があり、七時半に病院に入った。癌かはもの凄く時間がかかるし、その後で治療だから、病院を出たのは午後三時半だ。病棟を出る最後の患者だった。 八時間も病院の中にいると、さすがに疲れる。帰宅後は殆ど横…

◎病棟日誌 R060525 「何故か美味い」

◎病棟日誌 R060525 「何故か美味い」 土曜は通院日。 この日はどういうわけか時間の進みが遅く感じられる。 寝て過ごす時間を潰すのに困ってしまうからだ。テレビは詰まらないし、どういう訳か土曜日はスマホが上手く繋がらぬから、ようつべも観られない。ビ…

◎病棟日誌 R060523 「体が重い理由」

◎病棟日誌 R060523 「体が重い理由」 今日は通院日。ベッドにいると、テレビが中尾彬さんの訃報を伝えていた。 報道では、中尾さんが最初に重病に罹ったのは65歳の時で、数年後に生死の境まで行った。亡くなられたのが81歳。 発病から十五六年後だ。 「…

◎病棟日誌 R060521 「さっぱりな日々」

◎病棟日誌 R060521 「さっぱりな日々」 この日の計量は介護士のバーサン。 七十台でしか分からぬような「懐かしいあの人」の名前を言うことにした。 「お名前は?」 「藤木孝です」 「うーん。誰だっけ?」 「ほれ。ロカビリー歌手で、後に悪役俳優になった…

◎鏡の中の「父」

◎鏡の中の「父」 結局、十日ほど殆ど「寝たり起きたり」の状態だった。 久々に家人と買い物に出かけることにしたが、ついでに千円カットで散髪して貰うことにした。普通の床屋だと、途中でせき込んで迷惑をかけるかもしれん。 まずシャワーを浴びて髭を剃っ…

◎霊界通信 「迅速な対応」

◎霊界通信 「迅速な対応」 何か心に引っ掛かる出来事(あの世関連)が起きた時には、「それが事実か」を確かめようとしている間に手遅れになってしまうことがある。重大な局面に至る前に処理をする必要があり、その方が解決が近いから、悪い事態だったことを…

◎ブレーキを踏めず危機一髪

◎ブレーキを踏めず危機一髪 四日ぶりにスーパーに車で行った。 体調がイマイチだし、通院帰りだから、普段より気を付けているつもりだった。 だが、危うく事故を起こしそうになった。 これまで、ブレーキとアクセルの踏み違え(正確には同時踏み)を数度経験…

◎病棟日誌 5/16 「見てとは言わんでくれ」

◎病棟日誌 5/16 「見てとは言わんでくれ」 かれこれ丸四日の間、ほとんど寝たきりだった。風邪とアレルギーから体調を崩し、体がだるく起きられない。まるでコロナの発症三日目のような倦怠感だ。病院には行くが、帰るとすぐに横になり、そのまま終日過ごす…

◎病棟日誌・悲喜交々5/11 「ゆい先生」

◎病棟日誌・悲喜交々5/11 「ゆい先生」 朝の穿刺担当は、若手看護師のゆいちゃんだった。 「針刺しにも相性があって、看護師さんによっては、いつも痛い人、しくじる人がいたり、逆にいつも痛くない人がいるんだよ」 すると、ゆいちゃんが「私はどうですか?…

◎病棟日誌・悲喜交々 5/9 「NHKの断末魔」

◎病棟日誌・悲喜交々 5/9 「NHKの断末魔」 木曜の朝に病院に行くと、ロビーにはNさんともう一人だけ。Aさんやガラモンさんは循環器の病院に入ったし、御h彼の患者たちもあまり調子が良くないらしい。番号カードの数字がかなり若くなった。 Nさんは足指を切…

◎病棟日誌・悲喜交々5/7 息が出来ない

◎病棟日誌・悲喜交々5/7 息が出来ない スギやヒノキの季節は概ね収まった筈だが、アレルギー反応が出て、せきと鼻水が止まらない。 病棟の患者にも同じ症状を示す人が七人くらいいるそうで、要は何か外的要因があるということだ。 抗アレルギー薬を貰って来…

◎病棟日誌・悲喜交々5/2 「ガラモン去る」

◎病棟日誌・悲喜交々5/2 「ガラモン去る」 省時間のためにSNSは下書きをせず直打ちするが、途中で書き込みが消えてしまうことがよくある。逆に対応時間が増えるので、書き込みを止めてしまうが、二つ三つ消えると、すっかり時間が無駄になってしまう。そうな…

◎病棟日誌 悲喜交々4/30「まずは循環を良くすることから」

◎病棟日誌 悲喜交々4/30「まずは循環を良くすることから」 火曜の朝に病院に行くと、下のロビーがまた「最後の晩餐」の状態だった。 中央の一人を囲むように六七人が話を聞いている。 この日の中心人物はNさんで、自分の足指の経過を画像・動画で皆に見せて…

◎しんどい休日(「秩父でSLに乗る」)

◎しんどい休日(「秩父でSLに乗る」) 28日は秩父までSLに乗りに行った。 当方は既に余生で、今後は「家人を最優先にしよう」と決めていたので、それを果たすのが目的だ。 当方的には、子どもの頃にまだSLが運行していた時期があり、特に目新しいもの…

◎病棟日誌 悲喜交々4/27 「一歩控える」

◎病棟日誌 悲喜交々4/27 「一歩控える」 治療の後、食堂に行くと、トダさんの他、数人の患者がいた。 「トダさんが一人になったら、それが頃合いだ」 そう考えて、自分の食事をした。 トダさんはやはりほとんど食事に手を付けずにいたが、そのまま椅子に座り…

◎病棟日誌 悲喜交々4/25 「女性はひとり」

◎病棟日誌 悲喜交々4/25 「女性はひとり」 妻子を駅まで送り、その足で病院に行くと、ガラモンさんが車椅子に乗せられて移動していた。椅子を押していたのは師長だ。 「自覚症状がないけど頻脈だと言うから」 脈が120/分あるとのこと。そりゃ確かに多い…

◎病棟日誌 悲喜交々 4/23「沈黙の病」

◎病棟日誌 悲喜交々 4/23「沈黙の病」 長女に防煙マスクを贈るべく、早朝から郵便局に行き、それから病院に行った。 病棟が開くのは八時からなので、患者たちが一般ロビーの待合にいたが、先頃、循環器の病因から戻って来たNさんを囲んで話を聞いていた。 …