日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

#日々の出来事

◎病棟日誌 悲喜交々4/25 「女性はひとり」

◎病棟日誌 悲喜交々4/25 「女性はひとり」 妻子を駅まで送り、その足で病院に行くと、ガラモンさんが車椅子に乗せられて移動していた。椅子を押していたのは師長だ。 「自覚症状がないけど頻脈だと言うから」 脈が120/分あるとのこと。そりゃ確かに多い…

◎病棟日誌 悲喜交々 4/23「沈黙の病」

◎病棟日誌 悲喜交々 4/23「沈黙の病」 長女に防煙マスクを贈るべく、早朝から郵便局に行き、それから病院に行った。 病棟が開くのは八時からなので、患者たちが一般ロビーの待合にいたが、先頃、循環器の病因から戻って来たNさんを囲んで話を聞いていた。 …

◎芝桜は八分咲き

◎芝桜は八分咲き 四月二十日には、家人の要請で横瀬町まで芝桜見物に行った。 日曜なので、普通の時間帯に移動しようとすると、行き帰りとも渋滞に巻き込まれるから、六時台には出発し、八時前に現地到着するようにした。 ほんの数十分の違いだが、状況がま…

◎病棟日誌 悲喜交々4/20「意識飛ぶ」

◎病棟日誌 悲喜交々4/20「意識飛ぶ」 土曜は通院日。 開始後、二時間くらいで、体調が悪くなった。ムカムカするし、鳩尾が重い。急に便意が始まった。 生あくびも出始まったので、「血圧が急激に低下している」と分かった。体調がイマイチの時に治療を受ける…

◎病棟日誌 悲喜交々4/18「呼び止められる」

◎病棟日誌 悲喜交々4/18「呼び止められる」 岸田内閣が「国民年金の納入を65歳まで延長」方針を出したので、家人の同僚が「すぐに年金の給付申請をする」と言っていたそう。その同僚は61歳くらいらしい。 「公務なんだから、給料をもらっていれば社会保…

◎病棟日誌 悲喜交々 4/16 「今に感謝」

◎病棟日誌 悲喜交々 4/16 「今に感謝」 以前より体調が良いと言っても、所詮は障害者だし、また否応なしに身体機能の劣化が進んでいる。先日、傷みのない歯が粉砕消滅したが、たぶん、同じことが体中で起きている。 原因不明の腹痛や下痢が頻繁に起きるし、…

◎病棟日誌 悲喜交々4/14 「わんこそばなら」

◎病棟日誌 悲喜交々4/14 「わんこそばなら」 治療後に食堂に行くと、たまたまトダさんが一人でいた。食事をほとんど食べずに終え、家族の迎えを待っていたらしい。 「食べられていますか?」と訊くと、「あんまり」との答えだ。やはり食べられていない。 「…

◎必ず金を隠している

◎必ず金を隠している 大谷選手が賭博に関わっていないことは、バクチ打ちの目線からすれば自明なのだが、米国メディアなどは何とかそれ(大谷主犯説)を引き出したくて騒いでいた。 バクチは「金を儲ける」ためにすることで、大谷選手の場合はその必要がない…

◎病棟日誌 悲喜交々4/11「愛嬌は己を救う」

◎病棟日誌 悲喜交々4/11「愛嬌は己を救う」 朝の計量は介護士のバーサン。 「鶴岡雅義です」 「知ってる。それは歌手」 「サービス問題ですよ」 昭和四十年代にテレビを観ている世代なら、ほぼ百%憶えている。思い出の名前には、易しいのと難しいのを取り混…

◎病棟日誌 悲喜交々4/9 「食べるのが基本」

◎病棟日誌 悲喜交々4/9 「食べるのが基本」 治療の後で食堂に行くと、「お茶屋のオバサン」が座っていた。 簡単な挨拶をしたが、オバサンの表情が暗い。 「まだあまり調子が良く無いのだな」と思いつつ、自分の席を見付けてそこに座る。 ほんの数分後にオバ…

◎能仁寺にてご供養(4/8)

◎能仁寺にてご供養(4/8) 前夜、微妙な夢を観たので、朝からご供養に行くことにした。あれこれ考えるよりもすぐに行動を起こした方が問題が小さくなる。 月曜の朝なので参詣客が少なく、駐車場にも入れられる。 たまたま山門の脇に目を遣ると、地蔵菩薩など…

◎病棟日誌 悲喜交々4/6 「我がことのように喜ぶ」

◎病棟日誌 悲喜交々4/6 「我がことのように喜ぶ」 数日前に歯が一本無くなった。 目覚めてみると、一本足りなくなっている。口の中に破片が残っていたので、寝ている間に粉砕されたらしい。 まったく傷んでいない歯だったが、きれいに根元だけ残っていた。痛…

◎病棟日誌 悲喜交々 4/4 「ゆかりとのぞみ」

◎病棟日誌 悲喜交々4/4 「ゆかりとのぞみ」 先週の検査結果が続々届いたが、総て「異常なし」だった。潜血反応なし。 心臓は肥大気味だが、これは二十台の頃からだ。いわゆる「スポーツ心臓」というヤツだ。私のはスポーツではなく、しんどい労働によってそ…

◎病棟日誌 悲喜交々(4/2、4/3)「怖いらしい」

◎病棟日誌 悲喜交々(4/2、4/3)「怖いらしい」 まずは火曜から。 ベッドサイドに写真を置いていたら、オバサン看護師が目ざとくそれを見付けた。 「お孫さんの?」 「いや。座敷童の写真ですよ。これを近くに置くと、運が良くなる気がするもんで、机に一葉…

◎二日連続の聖天院

◎二日連続の聖天院 四月一日の朝、家人が「今週中に花見に連れてって。お父さんが昨日行ったところで良いから」と言う。 「それなら今日にしてくれ。今週は予定が詰まっている」 早速、仕度をして、昨日と全く同じコースで、聖天院から高麗神社を回ることに…

◎聖天院でご供養(R060331)

◎聖天院でご供養(R060331) 今朝方、アンテナにかかるような夢を観たので、起床後すぐにご供養に出掛けることにした。 日曜には駐車場に入れぬお寺が多いので、比較的入れやすい聖天院に参詣してご供養をすることに。 このお寺は傾斜三十度、百段の階段があ…

◎病棟日誌 悲喜交々 3/28 「心に青空」

◎病棟日誌 悲喜交々 3/28 「心に青空」 この日の計量は介護士のバーサン。 「九重由美子です」 バーサンが頷く。 「知ってる。歌手の」 「歌も歌ったが、最も大きな記憶は『コメットさん』だ。大場久美子の前の初代がこの人」 確か昭和四十年代の前半だから…

◎病棟日誌 悲喜交々 3/26 「紙一重」

◎病棟日誌 悲喜交々 3/26 「紙一重」 この日は検査日で、治療後に心エコー、下肢の血圧を測定した。後者は要するに動脈硬化の進行を見るものだ。 検査室の前の長椅子に座ると、検査技師が来て、「急患が入ったので少し遅くなってもいいですか?」と確認する…

◎病棟日誌 悲喜交々3/23「サプリのリスク」

◎病棟日誌 悲喜交々3/23「サプリのリスク」 この日の計量はユキコさん。 「三沢あけみです」 すると、周囲にいた五十台オヤジ・オバサン看護師が一斉に「知ってる知ってる」と叫んだ。 この人の印象が強かったわけだ。 三沢さんは八十台くらいだと思うがお元…

◎週に二度目の秩父観音院

◎週に二度目の秩父観音院 月曜に参詣したばかりだったが、金曜が休みの家人が「私も行きたい」と言うので、再び参詣することにした。 この辺、既に私は「余生」を送っており、かつての誓いの通り、この後は「家人最優先」の日々を送ることになっている。 三…

◎病棟日誌 悲喜交々 3/21 「よくなっているざんす」

◎病棟日誌 悲喜交々 3/21 「よくなっているざんす」 計量担当は介護師のバーサン。 「山田太郎です」 「ああ、それは座布団を運んでいるひと」 すると、たまたま脇を通り掛かっていたウエキさんが参入。 「それは山田隆夫さん。太朗さんはドカベンしか知らな…

◎UFOはいなかった

◎UFOはいなかった 小鹿野での三つ目の疑問は「未確認飛行物体」だった。 前回の訪問時に、空を飛ぶ円盤型が画像に残った。果たしてあれはUFOなのか。 まるで室内センサーみたいな形をした奴が空を飛んでいるように見えた。 ま、「まるで室内センサーのよう」…

◎観音茶屋の蕎麦(小鹿野町)

◎観音茶屋の蕎麦(小鹿野町) 観音院の坂下五六十㍍くらいのところに「観音茶屋」がある。古民家風のつくりで、蕎麦屋のよう。 参詣の折に店の構えを見ていたので、帰路に立ち寄ることにした。幸か不幸かこの日は荒天で、客が少ない。 駐車場に車を入れ、玄…

◎観音院は遠かった

◎観音院は遠かった もう彼岸なのに父母の墓参りには行けない。それでも自分なりにご供養をしないと落ち着かない 。他にもご供養が必要な相手が数十人はいるわけだし、どこかお寺にいくべきだ。 しかし、月曜は気温が下がり風も出ていたから、体調的にちょっ…

◎病棟日誌 悲喜交々 3/14 「無法松の一生」

◎病棟日誌 悲喜交々 3/14 「無法松の一生」 朝、検量に行くと、例によって担当が介護士のバーサン。 「阪東妻三郎です」 「うーん。忘れた」 まじかあ。 「阪妻はほれ。田村高廣さんや正和さんの父親で」 『無法松の一生』を全国区の物語に押し上げたのは、…

◎病棟日誌 悲喜交々 3/12「デマゴーグ噴出」

◎病棟日誌 悲喜交々 3/12「デマゴーグ噴出」 病棟では退屈なので、最近はネットサーフィンで過ごす。 ネット界では、メディア以上にデマを撒き散らす者が多い。 パターンはいつも同じ。 最近増えているのは、「生活保護叩き」。 大体の話はこう。 「夫婦と子…

◎霊界通信 「死者を慰める」3/11後半 高麗神社

◎霊界通信 「死者を慰める」3/11後半 高麗神社 能仁寺を出た後は、これも予定通り、高麗神社に参拝することにした。 お寺が合う者、神社が合う者と、死者にも様々な者がいる。 ま、一度でぱっと話が済むことは僅かで、繰り返しご供養を心掛けることになる。 …

◎「島津亜矢」恐るべし

◎「島津亜矢」恐るべし 「歌の上手い歌い手は幾らでもいる」、「ルックスのきれいな人は幾らでもいる」が、「歌が上手くルックスの図抜けた者はなかなかいない」からスタアになれる。 これが常識だ。 実際、フィリピンのクラブに行くと、そこの専属歌手には…

◎夢の話 第1119夜「銀座にて」

◎夢の話 第1119夜「銀座にて」 三月十一日の午前零時に観た取り留めのない夢です。 銀座に食事に出かけた。 相手はアラ四十くらいの女性(たぶん三十八歳)で、こちらは専ら聞き役になった。 「あれがどうの」「これがどうの」 こちらが口を開くと、どうして…

◎病棟日誌 悲喜交々3/9 「浜田光夫を知ってる?」

◎病棟日誌 悲喜交々3/9 「浜田光夫を知ってる?」 エレベーターに乗り、久々に四文字熟語を見た。「これは遊べる」と思い、逆算方式で問題を作ってみた。 実際には、先に四文字熟語があり、それを見て刹那的に思い出した、ということ。 あっさり答えを書くが…