日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

◎一人多い

◎一人多い 水曜は通院の無い日で、終日家にいた。 家族が全員外出し、独りで居間に座っていると、階段の照明のスイッチが「パチン」と入る。 「ありゃ。誰もいない筈なのに」 すると、数分後に、「パチン」と切れた。 これで、「ああ、始めやがったな」と分…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/28 「宝くじの不正のやり方」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/28 「宝くじの不正のやり方」 右足が腐り始めているので、おっかなびっくり病棟に行くと、「今日は外科、形成外科とも休診」だという。とりあえず皮膚科で抗生物質を処方してもらい、次の診察日まで数日間経過観察になった。 へたすれ…

◎干し柿

◎干し柿 当家は似た者夫婦。何事も自分の手でやってみぬと気が済まない。 今冬の家人は、干し柿を作り始めた。 第一陣は二週間前で、先週末のが加わった。いずれも秩父産の柿だ。 ダンナの方も蕎麦を打ったり豆腐を作ったりして来たが、やはり素人作業ではど…

◎再度点検してみた

◎再度点検してみた 他のひとがどう思おうが、そんなことはお構いなし。他人はせいぜい好奇心や知識の範囲だが、私がもししくじると、今週中に右足を切断されることになる。その後は例外なく半年くらいでこの世とオサラバだ。 可能性を含め、入念に点検するこ…

◎非日常的な出来事

◎非日常的な出来事 こういうことが当方の身の回りでよく起きるが、果たして他の人にも起きるものなのかどうか。 日曜は秩父に出掛けることになり、朝その準備をしていたが、何の気なしネットのスポーツナビを見ると、競馬の京阪杯の記事に行き当たった。 レ…

◎秩父荒川にて新蕎麦を食す

◎秩父荒川にて新蕎麦を食す 二十六日日曜は、「イチョウ見物と新蕎麦を食べる」目的で秩父に行った。家人の要望だが、「還暦を過ぎたら、家人最優先」の方針なのでそれに従った。 秩父の紅葉は、最初のブナなどの広葉樹が十一月初めで、中旬にはこれが終わり…

◎古貨幣迷宮事件簿 「寛永通寶のつくり方」(前回の続き)

◎古貨幣迷宮事件簿 「寛永通寶のつくり方」(前回の続き) 前回の概念図は、イメ―ジをたやすくするためのものなので、細部をはしょっている。こういうのは、微視的な観察を旨とする収集家にはあまり向いていない。 例えて言うなら、樹木を観察する時に、葉の…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/25 「防戦一方」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/25 「防戦一方」 この日は通院日。 普段より十分遅くなったのだが、既に駐車場が満杯。どこにも入れられない。 立ち往生していると、ガードマン氏が「こっちに」と誘導してくれた。案内されたのは、敷地内の通路で、隣にも車が入れて…

◎夢の話 第1103夜 学校の怪談

◎夢の話 第1103夜 学校の怪談 二十五日の午前三時に観た夢です。 我に返ると、「事務室」と書かれた扉の前に立っていた。 自分が置かれた状況をゆっくりと思い出す。 ここは小学校で、俺はこの学校にある資料を見せて貰いに来たのだった。 この小学校の校庭…

◎「墜落する飛行機」 ジャパンカップ2023編

◎「墜落する飛行機」 ジャパンカップ2023編 このスレッドは、「競馬など、墜落する飛行機の中で椅子取りゲームをするようなもの」を前提に、帯取りを模索しつつ遊ぶためのものだ。真面目な予想はしないので念のため。 ジャパンカップの枠順が決まったが、数…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/23 「お腹が一杯」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/23 「お腹が一杯」 休日の木曜は通院日。 治療が終わり食堂に行くと、アラ四十女子がご飯を食べていた。 この子が先に終わり帰ろうとするところに、「調子はどう?」と挨拶した。 「まあまあですね。そちらは?」 「イマイチだね。あ…

◎通院日誌 11/22 「絶好調です」

◎通院日誌 11/22 「絶好調です」 水曜日は循環器の通院日だった。 久々に主治医に会い、近況を報告した。 「心臓は絶好調ですね。不整脈もありませんでした。過去十年では一番調子がいいです。心臓だけですけどね」 心電図なども「前回から変わっていない」…

◎夢の話 第1102夜 真贋鑑定

◎夢の話 第1102夜 真贋鑑定 二十二日の午前四時に観た夢です。 我に返ると、どこか知らぬ骨董屋の店頭にいた。 どうやら俺は自分の品物をこの店の店主に見せに来たらしい。 七十過ぎと思しき店主が包みを解き、中を検めようとしていた。 箱の中から出た…

◎古貨幣迷宮事件簿  質問A「これは文政大字の母銭ですか?」、質問B「これは面背逆製ですか」に関する共通の回答  

◎古貨幣迷宮事件簿 質問A「これは文政大字の母銭ですか?」、質問B「これは面背逆製ですか」に関する共通の回答 前回、「これは寛永通寶当四、文政大字の母銭ですか」という質問について、「焼け銭である」「母銭ではない」「分類上は文政大字である」とい…

◎病棟日誌 悲喜交々11/18 「三人目は誰?」

◎病棟日誌 悲喜交々11/18 「三人目は誰?」 体重計側に行くと、ユキコさん(五十台)と介護士のバーサンが並んで立っていた。 計測時には、患者は自分の名前を言う決まりなので、ここで早速かますことにした。 「正司歌江」 「それ知ってます」「知ってる」…

◎「障り」の経過

◎「障り」の経過 時々、「一昨年の稲荷眷属の障り」について記すが、同じようなことが起きた際のヒントになるかもしれんので、簡単にまとめて置く。 令和三年の十月のこと。 例によって、お寺巡りをしていたが、寺の境内の隅にあった稲荷村社に気付かず、神…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/16 「ベテランは後がつらい」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/16 「ベテランは後がつらい」 木曜は通院日。 体重計測の担当が、介護士のバーサンだった。 そこで「懐びと」の出題をした。 「宮史郎です」 すると、バーサンが首を捻る。 「宮史郎って誰だっけか?」 おお、昭和四十年代を知るもの…

◎突然、体が軽くなる

◎突然、体が軽くなる 水曜の昼に、突然、「体が軽くなっている」ことに気が付いた。 眼の手術をしに電車に乗ってから、足が重くて困っていた。手術前後には「片足十キロの鉄下駄」を履いている感じで、最近でも「片足二キロ」だ。 その重さが無くなっている…

◎病棟日誌 悲喜交々11/14 「しぶとい人もいる」

◎病棟日誌 悲喜交々11/14 「しぶとい人もいる」 病棟に行くと、「お茶屋の小父さん」がいた。入院病棟から車椅子かベッドで来るらしい。 オジサンの顔色が真っ黒だ。昔は「腎不全患者は顔が黒くなる」と言われたらしいが、今はそういう人は少ない。要はかな…

◎秩父大血川 煙玉編

◎秩父大血川 煙玉編 秩父大血川まで紅葉見物に行ったが、しかし、既に見頃は終わっていた。 二週間ほど遅かったようだ。 いつも同じ地点に行くわけだが、一昨年には、ここではっきりと「あの世の関与」が示された。 その前の月に、私にとっては禁足地である…

◎新蕎麦を食べに荒川に

◎新蕎麦を食べに荒川に 十三日月曜は、午前中二所用を済ませた後で、新蕎麦を食べに秩父荒川に行った。荒川は蕎麦の産地で、蕎麦畑が沢山ある。 秩父市内から荒川に向かう途中に、蕎麦屋は沢山あるが、当たり外れがあるので、要注意。経済性の原理で、産地で…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/11 「俺は見世物じゃねーけど」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/11 「俺は見世物じゃねーけど」 土曜は通院日。 病棟に行くと看護師が集まって来た。 「どうなりました?」 そこで足の傷を出して見せた。 「こりゃ、かなり痛かったでしょ」 「そりゃヒーヒー言うくらい痛いですよ。足の爪を根元まで…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/9 「オバサン看護師に勝るものなし」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/9 「オバサン看護師に勝るものなし」 木曜に病棟に行き、問診の時に、足の不具合を報告した。 まずは爪の取れた方から。 恐らくはコロナの後遺症で、「やたら焦げ臭い」がしたと思ったら、「全身の倦怠感」が始まり、「肘と膝から先の…

◎古貨幣迷宮事件簿 「見え方の違い」(続)

◎古貨幣迷宮事件簿 「見え方の違い」(続) 前回のテーマについて幾名かの方がご意見を下さり、大変有難うございました。 意見はどなたも同じで「文政大字」。 地金が黒いところは気になりますが、少し焼けたか錆によるもの。 背面の意匠が硬く見えるのです…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/7 「今日の懐びとはカルメン・マキ」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/7 「今日の懐びとはカルメン・マキ」 この日の「懐びと」は「カルメン・マキ」さん。ちなみに、「懐かしい曲」が「懐メロ」なら、「懐かしい人」は「懐びと」だ。 この日の体重計側は、ユキコさん。 福島の山家の育ちだから、当方とは…

◎今日のセルフチェック 11/06 煙の中に

◎今日のセルフチェック 11/06 煙の中に 家人を菊花展に連れて行ったが、私の方はあまり体調が優れぬので、車で待った。 神社でセルフチェックをしたが、境内で見る限りでは、それほど問題が無いように見える。 帰宅してから、画像をPCで見たが、各所に煙が出…

◎古貨幣迷宮事件簿 「目視、拓本、画像の見え方の違い」

◎古貨幣迷宮事件簿 「目視、拓本、画像の見え方の違い」 まず最初にお断りするが、ウェブを通じ、質問が多数寄せられているが、回答は順番待ちとなっており、時間がかかると思って頂きたい。今は闘病生活を送っているし、既に現品や資料を散逸させ、引退した…

◎病棟日誌 悲喜交々11/04 「奥村チヨ」

◎病棟日誌 悲喜交々11/04 「奥村チヨ」 この春から、病棟に七十台の介護士バーサンが入った。 主に体重測定や、ジジババ患者の世話を担当している。 体重測定の時には、患者が自分の名前を言うのだが、当方は齢の近い五十台看護師が当たると、お茶らけて昔の…

◎感情だけの存在

◎感情だけの存在 母子は十六年前からずっと私と一緒にいる。あるいはここに住むようになった二十数年前からかもしれぬ。 母子が同化・合体しており、二体がほぼひとつ。これは母親の愛情によるものだが、子どもの姿は母親によって作られたものかもしれぬ。 …

◎今日のセルフチェック 11/3

◎今日のセルフチェック 11/3 図書カードが溜まったので、駅前の金券ショップに行くと、この日は閉まっていた。よく考えると、金曜は文化の日?だから、旗日を守る店では休業する。 都心なら、休日には営業するだろうが、埼玉のここはもはや地方都市だ。 ちな…