奇譚
◎霊界通信 その場に立たぬと伝わらない 画像を検索しており、この画像のところで手が止まった。 この画像を撮影した当時は数か月間悩まされた。 「果たしてこういうことが起きるのか」 神社の神殿の前、中央に立ち、ガラス窓に映る景色を撮影した。ガラスは…
◎夏の終りの生活怪談 「隣の部屋の女」 もう秋なのだが、まだ日中は暑い。怪談は暑い時にしか向かぬので、慌てて書くことにした。「生活怪談」としたのは、実体験だけで、「オチを取ってつけたりせず脚色もしない」という意味だ。実際に起きたことをそのまま…
◎霊界通信 「誰かが見ている」 様々な場所で「説明のつかぬ現象」に出会って来たが、どうやら場所の方に原因があるのではなく、私の方らしい。そのことが分かって来たのは最近だが、環境条件が整えば「現象」を把握することが出来る。要は「私の」行く先々で…
◎霊界通信 R060512 「声が聞こえる」 ひとつ曲がり角を曲がったのが今年の一月で、小鹿野町で「お稚児さま」の姿を画像に納めた時のことだ。 赤いちゃんちゃんこを着た女児は、既に平成31(令和元)年の1月には姿を見せていたのだが、今春までその所在に…
◎霊界通信 「今が好機」 今が一段上るための好機だと思うので、プランを立てることにした。 とりあえず、金曜か月曜にお寺に行き、これまで確認した者に対しピンポイントでご供養を施す。 だが、誰がいるかがはっきりしないと対話が成り立たぬから、可能な限…
◎夢の話 第1128夜 ピノキオ 四月二十日の午前四時に観た変な夢です。 僕には三つの悩みがあった。 そのひとつ目は名前のことだ。 僕の名は竹中半兵衛と言う。まるで侍のような名前だが、実際に先祖のその名前の人がいたらしい。 祖父はその先祖にあやかって…
◎修羅の道 先ほど、娘を迎えに駅まで行った。 駐車場に戻ると、娘に鍵を渡し、先に行かせた。当方は足が悪く、ゆっくりとしか歩けぬためだ。 暗い夜道を歩いていると、右手の甲を誰かが触る感触があった。 こういうのは頻繁にある。 それと同時に、その触っ…
◎まずは体力から 月曜は早朝まで原稿を書いていたが、四時近くになり疲れが溜まって来たので、少し眠ることにした。 居間の寝袋に入ると、すぐに眠くなった。 だが、数分も経たぬうちに、玄関の扉のドアノブが「ガチャッ」と音を立てた。 「おお。久しぶりだ…
◎見下ろす女 高麗神社に参拝すべく家を出たが、途中でショッピングセンター(SC)の前を通った。 ここに千円カットがあることを思い出し、先に髪を切って貰うことにした。 最近はオヤジジイの定番である「スポーツ刈り」にすることが多いので、床屋は何処で…
◎ようやく手が離れたが 眼が急に見えなくなった時から四五か月が経過するが、体のあちこちに掴まっていた手がようやく離れた。 実質的には、二年前の「稲荷の障り」から断続的に続いていたようだ。僧侶の悪縁を追い払ってから半年くらいは小康状態だったが、…
どうやらイリス(女の悪霊)軍団らしい ◎勝手に画像が開く 先ほど、PCのファイルを検索していたら、勝手に画像ファイルが開いた。 こういうのは時々ある。 ま、回線が繋がっていない電話が「チリリ」と鳴ったりする家だから、今さら何が起きても驚かない。 …
◎病棟日誌 悲喜交々 11/25 「防戦一方」 この日は通院日。 普段より十分遅くなったのだが、既に駐車場が満杯。どこにも入れられない。 立ち往生していると、ガードマン氏が「こっちに」と誘導してくれた。案内されたのは、敷地内の通路で、隣にも車が入れて…
◎夢の話 第1103夜 学校の怪談 二十五日の午前三時に観た夢です。 我に返ると、「事務室」と書かれた扉の前に立っていた。 自分が置かれた状況をゆっくりと思い出す。 ここは小学校で、俺はこの学校にある資料を見せて貰いに来たのだった。 この小学校の校庭…
◎今日のセルフチェック (650回以後はカウント停止) 数日前に、駅まで娘を迎えに行く際に駐車場で「蜘蛛の巣」が顔に掛かった。蜘蛛が巣を張れぬ開けた場所だったので、典型的な「寄り憑き」症状だと思う。 そこで、眼科検診から帰宅した後、神社までセ…
◎夢の話 第1K95夜 霊剣を授かる 八月十九日の午前四時に観た夢です。 峡谷に出掛け、自然を満喫している。 この日は家人を伴っておらず、この場に居るのは私だけだ。 記念写真を撮るべく、スタンドをセットしてタイマーを掛けた。 撮影が終わり、画像をチェ…
◎「狭山異世界事件」の現場検証 (その1) 幾らかリスクがあるのだが、地元の者が真っ向から扱う分には、単純な「肝試し的な好奇心に基づく物見遊山」には当たらないと思う。 とりわけ、この十年は、自身の死が近くなって来たこともあり、「死後の存在」に…
◎この数日に起きた出来事の顛末 ◎御堂観音 (八月三日SNSに記載) 叔母に蕎麦を送って貰ったので、御礼の電話をした。叔母はある意味、「あの世友だち」で、忌憚なくあの世の話が出来る数少ない相手だ。 ま、叔母自身がよく夢に色んなものを観る。 義理の甥…
◎『怪談』シリーズの背景 「第1話 赤い服の女」 実際の体験談をもとに、妄想を膨らませたもの。今回は場所を遠野から東に向かう峠道(旧道)と設定した。よって概ね笛吹峠か仙人峠だが、「旧道」という表記をすると、多くの人は仙人峠の方をイメージすると…
◎夏の恐怖体験2)岬にて 夏期に実際に経験した恐怖体験を記す。この出来事については、幾度かブログに書いたが、改めて整理したうえで、追って恐怖小説に直そうと思う。 これは息子がまだ一歳の時の出来事だから、二十年以上前の話になる。 一家で北奥の奥入…
◎俄かには信じられぬ話 「小さいお坊さん」 これはもうウン十年前のこと。 タイのバンコクの目抜き通りのひとつで「シロム通り」という道を歩いていると、何やら人だかりがしいていた。 この通りは歩道が広く、五メートルくらいの幅があるのだが、そこの一角…