日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

2021-01-01から1年間の記事一覧

◎夢の話 第1K8夜 雑踏

◎夢の話 第1K8夜 雑踏 夢の多くは、過去の記憶と、それに付随する感情を整理整頓しようとする脳の活動だ。就眠中は前頭葉の多くが休んでいるが、思い入れのある記憶部分については活動を止めない。そこでそれを鎮めるために、さらなる記憶を呼び覚まし、か…

◎夢の話 第1K7夜 鰐と戦う

◎夢の話 第1K7夜 鰐と戦う ニ十九日の午前五時に観た夢です。 ふと我に返ると、俺はどこか知らぬ水辺に佇んでいた。 観光地のようで、周囲には数十人の水着を着た人がいる。 周囲をぼけっと眺めていると、水際に高齢の女性が立っているのが目に入った。 白…

◎古貨幣迷宮事件簿 「青錆を重曹で取る」

青銅貨の青錆の除去 ◎古貨幣迷宮事件簿 「青錆を重曹で取る」 古貨幣の状態は、それまでの使われ方を反映したものだから、言わば「時代色」だ。 それなら、なるべくそのままの状態にして置くと、色んな履歴が分かる。 一方、古貨幣を美術品のように見なす人…

◎私も寄り付かれていた  (一年前の振り返り)

令和二年十一月二十三日撮影 ◎私も寄り付かれていた (一年前の振り返り) 一年前の十一月に、掲示の画像を撮影した。 参拝客の男性に「背後からしがみつく女」が、あまりにも鮮明なので、そこばかり見てしまう。 ところが、この男性の隣の女性にも数々の異…

◎古貨幣迷宮事件簿 文久永宝の密鋳写し

密鋳の文久写し ◎古貨幣迷宮事件簿 文久永宝の密鋳写し 以前にも掲示したと思うが、最初の画像の中央は、鉄銭の間から発見したものだ。 鉄銭の間に銅銭が混じると、痛みが早くなりボロボロになりやすいのだが、これは割とまともな方だ。 鉄錆が移ったものか…

◎TPOが変わる(627)

令和三年十二月二十五日撮影 ◎TPOが変わる(627) 例年、十二月頃は「あの世」が最も騒がしくなる時期になる。 行く先々で「声」が聞こえるし、写真を撮ると、必ず異変がかたちとなって残る。 ところが、今年はそんな出来事が殆ど起きない。 夜中に玄関の…

◎俄かには信じがたい場所

入り口の無い駐車スペース ◎俄かには信じがたい場所 クリスマスイブに、朝から家人を病院に連れて行った。 ちなみに、「何だかお腹が痛い」という理由だった。 その帰路、※-ソンに寄って、コーヒーを買った。 店には家人が行き、当方は駐車場で待っていたが…

◎古貨幣迷宮事件簿 「金持ちの考えることはいつの世も同じ」

三州屋銭?と十和田神社奉納銭 ◎古貨幣迷宮事件簿 「金持ちの考えることはいつの世も同じ」 この二三日は具合が悪く往生した。 ま、いつあの世に召喚されても構わぬが、大人しく死んでいたりはしない見込みなので、本人だけでなく他の人が「ご愁傷様」の事態…

◎夢の話 第1K6夜 ウンがつく

◎夢の話 第1K6夜 ウンがつく 前の夢から覚めた後、トイレに行ったが、戻るとまたすぐに寝入ってしまった。 これはその時に観た短い夢だ。 随分と長い時間寝ていたようだ。 頭がはっきりするまで、数分の時間がかかった。 俺が寝ていたのは、広い野原の中央…

◎夢の話 第1K5夜 牛頭観音

◎夢の話 第1K5夜 牛頭観音 二十二日の午後十一時に観た夢です。 亡き母の実家を訪れ、伯父と話しているうちに夕方になってしまった。 伯父は「一杯飲んで、今夜は家に泊まって行け」と言う。 しきたり通り二度断ったが、酒を注がれたので、三度目は首を縦…

◎夢の話 第1K4夜 終着駅

◎夢の話 第1K4夜 終着駅 二十二日の午後一時に観た夢です。 我に返ると、俺は駅のホームに立っていた。 ちょうど電車が出て行くところで、車両がホームを離れると直前だった。 「ありゃ。俺はこの駅に降りたのか」 周囲を見渡すと、はるか遠くまで十数本の…

◎鉄銭の中の座寛

鉄銭の中から出た座寛 ◎鉄銭の中の座寛 雑銭を片付けていると、鉄銭の中に小さな型が混じっていた。 面文が定かではないが、目寛見寛類のようだ(小さい)。 手に持ってみると、何だか鉄より温度が高い。磁石につけて見たが、引っ付かぬので銅銭のよう。 ル…

◎古貨幣迷宮事件簿 「釜敷・鉄瓶敷・土瓶敷と古銭型」

釜敷・鉄瓶敷、土瓶敷 ◎古貨幣迷宮事件簿 「釜敷・鉄瓶敷・土瓶敷と古銭型」 Q&Aの「釜敷」についてもう一度補足説明をする。 冒頭は鉄製の釜敷・鉄瓶敷になる。 これが、鉄製の鍋釜・鉄瓶用のものだと分かるのは、裏側に三箇所の突起があるためだ。熱伝導…

◎古貨幣迷宮事件簿 「南部鉄絵銭の地金」

南部鉄銭の地金 ◎古貨幣迷宮事件簿 「南部鉄絵銭の地金」 さて、今回も一人の若者のために記す。既に収集品の多数が譲渡や寄贈などで流出済みで、残りがあるうちに考えるべき点を挙げて置く。 テーマは古銭ではなく「鉄」の話だ。 「どこでどのような鉄銭が…

◎今週は有馬記念 「君はメロディーレーンを観たか」

◎今週は有馬記念 「君はメロディーレーンを観たか」 有馬記念は「この一年の思いを乗せるレース」だから、当てには行かず、「思い」で選ぶ。 とりあえず最初はケントクから。 「今年の漢字」は「金」。それなら「金」「ゴールド」に絡んだ馬になる。 となる…

◎古貨幣迷宮事件簿 「N01 南部大型布泉」再掲

南部大型布泉 ◎古貨幣迷宮事件簿 「N01 南部大型布泉」再掲 「この品自体は何か」ということに関する自分なりの見解を書き洩らしていた。 十年以上、情報を集めて来たが、これまで分かっているのは次の通り。 1)中国の銭譜には掲載されていない。 2)古鋳品…

◎古貨幣迷宮事件簿 「N12 寛永一文 八戸舌千大字母子、その他」

N12 寛永一文 舌千大字母子、その他 ◎古貨幣迷宮事件簿 「N12 寛永一文 八戸舌千大字母子、その他」 HPの維持費調達等のため、コレクションを売却して充当している。当期の売却品について入札・オークションに出品するが、出品時に詳細な「見解」を記すと、…

◎不慮の死を迎えた人へのご供養

◎不慮の死を迎えた人へのご供養 事故や事件が原因で亡くなると、本人は「自分はもう死ぬ」という心の準備がまるで出来ていないので、残念な話だが、すんなり「成仏」出来ない。 この場合、「成仏」は仏教用語だが、要は「自我を解体し、過去から解放される」…

◎叔母も感じる

◎叔母も感じる 叔母の一人(下の叔父の妻)は「直感が働く性質」のひとだが、時々、私のことを案じてくれ、夢見の悪かった時などはさりげなく果物を送ってくれたりする。 自分から「悪い夢を観たが」と電話するのは憚られるので、最初に物を送り、お礼の電話…

◎古貨幣迷宮事件簿 「当て小判・縁起小判」

◎古貨幣迷宮事件簿 「当て小判・縁起小判」 週末にネットオークションに出す予定の品です。 古貨幣というより「古道具」のジャンルになりますが、真鍮製や銅製の小判型は、かなり古くから作られていたようです。一般に「当て小判」と呼ばれ、「小判の製造時…

◎やはり必ず具現化する

令和三年十一月七日撮影 ◎やはり必ず具現化する ひと月前に腹に煙玉が出たが、これまでと同様、実際に痛みが出て、かなりしんどい。 ちょうどこの煙玉の位置と鳩尾の奥だから、これで背中に痛みが出ると、完全に膵臓の炎症だ。膵炎は致死率が割合高いから、…

N04 古貨幣迷宮事件簿 紙包みの古銭

N04 紙包みの古銭 N04 古貨幣迷宮事件簿 紙包みの古銭 個々については以前紹介した。 中の古銭よりも「包み」の方がはるかに資料価値がある。 くしくも同じ明治八年に包まれたものだ。 一分銀はいずれかの神社に奉納されたもので、「八両」とあるから、三十…

◎古貨幣迷宮事件簿 十二月目録 N01-03 南部大型布泉および八戸背盛 等

◎古貨幣迷宮事件簿 十二月目録 N01-02 さて、最終処分の続行で、今週末か週明けには、各種入札に出品させようと思う。 詳細な解説は出来ぬので、予めここに書いて置く。 ちなみに、外部入札に出すのは、調査目的ではなく、単純に「売却する」ということ。 こ…

◎カマド神

竈神 ◎カマド神 「竈神」はひと言で言えば「主に仙台領でしようされた防火の神」なのだが、必ずしも仙台領だけではないようで、南部領でも時々、農家の解体などで出て来る。 私の郷里でも(南部領)、畑の土の中からこれが出て来たことがあった。かつて使わ…

◎あなたに似たひと、その他

令和三年十二月十三日撮影 ◎あなたに似たひと、その他 左肩が重くなる理由 十三日の画像で、少し目についたのは、自分ではなく若者の肩に被さっている「顔」のようなものだ。 当初はガラスの継ぎ目化と思っていたのだが、継ぎ目は少し離れた左の方にあった。…

◎穴は開いている(625と626)

令和三年十二月十三日撮影 ◎穴は開いている(625と626) 昼頃に床屋に行った。見計らっていたわけではないが、いつも美人理容師に当たる。 三人の理容師がいるが、常にこの人になる。 最近、めっきり髪が少なくなったので、「頭頂部に合わせて下さい」…

◎古貨幣迷宮事件簿 「大型和同鉄銭、その他」の質問への回答 その2

鉄銭あれこれ ◎古貨幣迷宮事件簿 「大型和同鉄銭、その他」の質問への回答 その2 さて、質問と回答の続きになる。 左の小様銭は、砂鉄製ではないかと思うが、谷の肌が灰色に残っている。砂も良いし、背がきれいに抜けているので、正直、判断に困る。 前回に…

◎古貨幣迷宮事件簿 「大型和同鉄銭、その他」の質問への回答 その1

大型和同鉄銭 ◎古貨幣迷宮事件簿 「大型和同鉄銭、その他」の質問への回答 その1 最近、割と古銭に関する記事を読んで貰っているようで、若手を含め四十歳台の人までの範囲で時々質問を受ける。自身で調べればそれで済むものもあり、一つひとつには到底答え…

◎避けてばかりはいられない(624)

令和三年十二月十一日撮影 ◎避けてばかりはいられない(624) このところ体調があまり良くないこともあり、神社参拝を避けていた。 この時期は「あの世」の活動が活発であることに加え、こちらの生命力が落ちているとなると、嬉しい事態が発生する要素が…

◎古貨幣迷宮事件簿 「岩手勧業場の技術革新」

岩手勧業場に於ける技術革新 ◎古貨幣迷宮事件簿 「岩手勧業場の技術革新」 さて、質問3に対する見解は簡単だ。 いずれも直接的な資料は無く、傍証だけの推論になる。 まず称花巻(または江刺)恵比寿大黒を見ると分かりよい。 1)地金の配合および仕立て方…