◎「墜落する飛行機」 ジャパンカップ2023編
このスレッドは、「競馬など、墜落する飛行機の中で椅子取りゲームをするようなもの」を前提に、帯取りを模索しつつ遊ぶためのものだ。真面目な予想はしないので念のため。
ジャパンカップの枠順が決まったが、数年前から噂されている陰謀論の推定通りになった。
府中の二千四百は二千とは違い、外差しが効かず、内枠が断然有利と言われている。
そして内枠、とりわけ１、２枠には、その年の有力馬で上位人気の馬が入る。
年度ごとに前走と枠順を比べるとこうなる。
2017年 キタサンブラック 天皇賞１人１着 →JC２枠４番（１人３着）
2018年 アーモンドアイ 秋華賞１人１着 →JC１枠１番（１人１着）
2019年 ワグネリアン 天皇賞４人５着 →JC２枠２番（２人３着）※出走馬のうち天皇賞最先着馬
2020年 アーモンドアイ 天皇賞１人１着 →JC２枠２番（１人１着）
2021年 コントレイル 天皇賞１人２着 →JC１枠２番（１人１着）
2022年 シャフリヤール 天皇賞２人５着 →JC７枠１５番（１人２着 ）※出走馬のうち天皇賞最先着馬。この回のみ外枠だが、この年は上位の人気が分散しており、確たる本命馬が不在だった。
コンピュータが抽選するので、恣意的に枠順を決められるわけではないが、それでも、「複数本出して置き、その中から良さげなものを選んで決めるのではないか」と噂されている。
有力馬を有利な良い枠に入れるのは、もちろん、売り上げを増やすため。
今年は２番人気のリバティアイランド（秋華賞勝ち）が１枠１番で、１番人気のイクイノックス（天皇賞）が１枠１番。
まるで、「この二頭で決まって下さい」という枠順だ。
国際競争なんだし、こういう噂を立てられぬためにも、有馬記念と同様に公開抽選にすべきだと思う。
おまけにタイトルホルダーが２枠３番なので、ゲートからすんなり出れば、まずタイトルホルダーが逃げる。
１角までにパンサラッサが追い越し、３角まではこのパンサが掛かり気味に逃げる。
３角でタイトルホルダーが前に出て、その直後にイクイノックス。少し離れた後ろにリバティアイランドという隊列だ。
タイトルホルダーが３枠なのは、陰謀論に基づくならイクイ、リバティの「前を開けるため」か。
まさに人気馬に「勝たせるためゲート順」だ。
例年、外国産馬や地方馬は外枠に押しやられるが、実際、半分は国際G1に出るのはどうかというへっぽこな馬だ。条件馬すら混じっている。こんな馬たちが内側で「やらかす」のを避けるため、外枠に押しやる。
そんな思惑が目に浮かぶ。
スターズオンアース（８枠１７番）やディープボンド（７枠１４番）には、まるで「大人しくしてろよ」と言わんばかりの枠順だ。
必ずしも陰謀論の通りとは思わぬが、実際、「出来過ぎ」だと思う。
こういう場のつくり方をされると興が削がれる。
昨日、競馬好きと話したが、「このレースではアガリを獲るのは困難」だ。イクイが単勝１.２倍なら、３着以内にイクイが来れば、どの馬券を当ててもゼニにはならない。
だが天皇賞のレコード勝利の反動で、イクイがずるずる下がる可能性もある。
三連単までほぼ１点で当てられればそれなりのアガリだが、一点勝負なら外してしまう可能性も高まる。これが難しい。
ま、雑草派としては、天才肌の者に頭を下げるのはまっぴらなので、先日、夢に観た通り、「イクイは３着以下に沈没する」という路線で行く。父キタサンと同じ道を歩む。
種牡馬への道が約束されているんだし、ここは無理をするな。レコードの反動で故障を発症したりすれば、種牡馬として毎年、何億か稼ぐ筈の財産が露と消える。
常識的には、レコード勝ちの後は放牧に出し、「中三週でレースを使う」なんてことはしないもんだ。レーティング世界一位の馬だって、同じ生き物だ。よしんば、ここで勝ったとしても、レース後に悪影響が生じるかもしれん。タイトルホルダーも日経賞の不良馬場で激走した後、天皇賞では競走中止になった。こういうのは調教段階では分からない。
今のところ一列目は、スターズオンアースかヴェラアズール。
ヴェラアズールは「雌伏の一年」を経て、徐々に調教が良くなって来た。今回はともかく有馬記念では一発があるかもしれん。
二列目は、今回の調教一番出来のリバティアイランド。
三列目に、ドウデュース（まだ出来ていないが）、ディープボンド（あまり元気なし）と、仕方なくイクイノックス。おまけにほんの少しイレジン。
三連単の本線は、結局、スターズ→リバティ→イクイの順か。これではアガリが取れない。今秋はこういう上位人気馬同士の決着を散々見てきたが、結論がそこなら、馬券は買わずにレースを観ていた方が良い。
レバタラ馬券で勝負するにしても、馬券はスターズオンアースからのワイド１点勝負だと思う。
あとは「人気薄の時のディープボンドの一発」に期待するか。コイツかイレジンが馬券内に突入してくれれば、アガリが取れる。
それと応援馬券にパンサラッサの単複。
ダートを走れるのだから、チャンピオンズカップの距離の向く１８００の方が勝ち目があると思うが、ここに出すのは、とりあえず「故障明けのたたき台」にするということだと思う。２千を超えたら、たぶん、そこから先は追わない。
イクイが出ると、昨年の天皇賞を思い出させるので、馬主がレースの盛り上げ役を買って出たということ。そこは義理と人情であり男気だ。
今回はただ無事に回って来てくれることを願う。コイツの勝負は香港かサウジだ。
