◎大統領の贈り物
つい先ごろ「韓国文大統領の贈答品を、在韓大使が受け取りを拒否した」という報道がなされたが、その時に気になったこと。
「この島は紛れもなく竹島なのに、何故よりによって太陽を配置したのか?」
「水平線上にある太陽」と言えば、その大半が旭日だ。そして旭日は言うまでもなく「日本」の象徴だ。
好き好んで旭日を竹島の上に配置するのは、「これはそもそも日本のものだ」と言うのに等しい。
この大統領の気は確かなのか。
そこで、これがどの角度から眺めた図かを調べてみることにした。
とりあえず①は贈答品の配置だ。なお吹き出しは今回添付したもの(以下同じ)。
②は日本人の知る竹島の配置図だが、左が西島、右が東島になる。
ここで島を拡大し(③)、さらに左右反転させると、贈答品の配置に一致する(④)。
この時、複数個所について特徴的な形状が完全に一致するので、これが「どこかの島」ではなく「竹島」であることが分かる。そうでないならこれと合致する島の画像を見せてみろ。
この場合、東西の島の間をこのように見るためには、北から南南東の方角に向けて眺める必要がある。すなわちロシア沿海州か北朝鮮から日本の鳥取・島根を眺める角度だ。
そうなると、この方角(南南東)の水平線上に、太陽は昇りも沈みもしないのではないか。
すなわち、現実には存在しない想念上の太陽になる。
さすがあの国の人の発想は妄想に満ちている。
おそらくこれも韓国人がよく犯す誤りではないかと思う。
水平線上にある太陽は「旭日」か「落日」だが、使用例の大半が「旭日」だ。「落日」は事実上、大戦時代の米軍が戦意高揚のために使用し、今は在日米軍がかつての意味を踏襲しつつ、さらに同盟国としての肯定的な意味をもって戦闘機に付けている。
要するに、贈答品を見た瞬間に思い出すのは、「日本(旭日)」と「竹島」だ。
竹島は「サンフランシスコ平和条約で定められた日本の領土である」ことを、韓国が世界に周知させることになる。要は韓国人にとってはオマヌケな意味を持つイラストだ。
となると、これを受け取ったら、在韓大使はこう言うべきだった。
「大統領が竹島を日本領と認める記念品を贈答してくださったので、我々は謝意をもって受け取る。不法占拠が解消されれば戦後秩序が回復される」
これを全世界に配信してやれば良かったと思う。
さて、角度的に二島の間に太陽を配置するのが困難なので、この視角になったのだろうが、本来は「半島から竹島(彼らの言う独島)を眺めた図」にしたかったのだろう。
物事を俯瞰して眺めることが出来ない人たちだから、当初はきっと「西から東を見た構図」だろうと思ったのだが、実際は少し違ったようだ。
ちなみに、「西から東」の場合には、この太陽は彼らの大好きな「旭日」になる。
いつも「旭日旗」でギャースカ騒いでいるのに、自分たちが「希望の象徴」として「旭日」を使用すれば、まさに脳味噌が溶けそうな事態だが、彼らならやりかねない。
あの国では耳を疑うような常識外れの認識がまかり通る。
最近、ネットニュースで観たが、多くの韓国人が「日本は半導体素材を禁輸にした」と認識しているらしい。
えええええ?
書類手続きをするだけで他の国と変わりなく輸入できるのに、何故に「禁輸した」ことになるわけ?
しかし、言葉を補えば、きちんと事実を言っている。
日本は(隠密裏に第三国に横流し出来るような)半導体素材を輸出禁止にした。そうなると、これは事実だ。
さて、人類は太陽が無くては生きられない。その意味で旭日は未来に向けての希望を象徴する。そして、韓国は日本が無くては存続が危ぶまれる。
この図の意味はそれで、今回、それを大統領自らが世界に知らしめている。
もう一度書くが、何故に「島と太陽」をモチーフにしたのだろう?
ま、日本人にとっては迷惑な話だ。
追記)数日前、テレビを点けたら、朝の情報番組で、BTSとかいうタレント(歌手?)の徴兵免除に関し、延々と三十分以上説明していた。
これは三十分も使って解説する意味がある情報なのか?
日本人にとってはどうでもよい話だ。
BTSも徴兵制度も、韓国文化全般についても、何ひとつ知る必要がないと思う。
文大統領に感謝すべきことは、「未来永劫、日韓は友だちにはなれない」ことを証明してくれたことだ。まさに文大統領自身が贈り物だった。
この後、(天災などのレアケースを除いては)日本が手を差し伸べることは無いと思う。
文大統領の任期が残り少ないのは残念だ。
日本人の意識を変えた有難い大統領だから、あと一期と言わず永久に大統領でいて欲しいところだ。