日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

タマキ氏の気持ち

病院の待合室で、テレビを眺めていたら、タマキ氏とイシハラ女史の電撃復縁が流れていました。
ワイドショーのリポーターたちが、あれこれ解説していましたが、まるっきり的外れ。
どうして普通では考えられない事態になったかというと、タマキ氏が「膵炎になった」という理由ですよ。

膵臓は、いったん悪くなると、もはや治ることがありません。必ず慢性化し、症状も突然出ます。
「ある日突然、道を歩いている途中で立ち上がれなくなる」というのが、膵炎の出方です。
事前の兆候もまったくありません。

ただし、ひと度症状が出ると大変ですね。
腹と言わず背中と言わず、棒を突き刺したような痛みが出ますし、戻すわ下るわのありさまです。
ひどい時には、大小便垂れ流し状態ですよ。

症状(発作?)が出た時には、毎回、自分の「死」を意識します。
実際、見た目より致死率が高く、急性膵炎の場合は20%を超えているのではなかったでしょうか。

こうなると、若い頃にこだわってきたことが、どうでも良くなります。
「このオレが死ぬ」って事態が、目の前にチラついていれば、むべなるかな。
男女の関係ではなく、「生き死に」の狭間の関係ですね。

この日は、タマキ氏と全く同じ病気のため、待合室に座っていました。
テレビでは、2人が「お揃いのジャケット(安売り)を着ていた」とか、ドータラコータラ。
はは。そんなの、もはや本人にとってはどうでも良いのですよ。
死ぬ時には、ブランド品の服や装飾品など、一切持って行けやしません。