日刊早坂ノボル新聞

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常識的な選択

4月18日のニュースより

財務省は18日、国の財政が財政破綻(はたん)した北海道夕張市よりもはるかに悪化した状況に置かれている、との試算を財政制度等審議会財務相の諮問機関)に示した。地方自治体の財政健全度を測る指標の「実質公債費比率」を国に適用すると、04~06年度の3年間の平均値が80.4%となり、国の財政の悪化度合いは夕張市(38.1%)の倍以上のレベルになるとしている。09年度の予算編成に向けて国の財政は極めて厳しい。

破産しそうな家庭では、家の改築、新築など、考えたりしません。
道路の新設は凍結するのが当たり前で、「補修のみ」で予算を組み替えるのが常識的な選択でしょう。

もし30日に暫定税率をごり押しで通すとなると、政府の転覆は数ヶ月内に起こると思いますが、それこそ民主党の思う壺です。
民主党としては「強制採決を大仰にやってくれよ」というのが本音でしょ。

ちなみに、もし夕張市並みだというなら、事実上の自己破産宣言で、公務員の給与は現在の60%、新規の企画は凍結とするっていう意見も出せますね。
会社が潰れるのがよいのか、給料が下がるのが良いのか、2つに1つです。