日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

日本の将来

 短大で社会学の講義を持っていますが、学生には「自分を守り、日本社会を守る」方法として、2つのことを言いつけています。
 1つ目は、必ず若いうちに結婚すること。20歳台半ばには結婚し、子どもを3人作る。今すぐ始めれば、25年位後にはその効果が出てきます。人口が増加に転じるということですが、その他にも不透明な社会保障だけでなく、家族で助け合うことが出来るようになります。
 
 2つ目は、若い外国籍の人と結婚すること。留学生なら、日本人の伴侶を見つけ、日本国籍を取得する。これで、生産年齢人口が増加します。
 あるいは、日本では移民がなかなか認められませんが、若い年齢層であれば、移民をどんどん受け入れる必要があります。20-30歳代の人口が500万人も増えれば、何とか先が見えてきそう。
 ところが、行政的思考は、「あるものをいかに配分するか」という発想法なので、移民のもたらす波及効果については一切視野に入れません。
 
 高齢化よりも「少子」(既に「化」ではない)のほうが大問題で、これを改善しない限り、税率を上げようが、福祉を制限しようが、間に合いません。
 自らの人生を助け、かつ日本人の暮らしを安定させるには、その2つの方法しかありません。