日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

訴追はいつ始まる?

震災と津波の被害から半年が経ちました。
福島原発事故では、いまだ自宅に帰ることすらできない人が、「万人」の規模で居られます。
 
きっかけが何であったとしても、その後の対応や事実隠蔽の経過を見ると、東電の業務上過失は疑いのない事実です。
望んでそうなったわけではないとしても、過失により国民の生命と財産を脅かしたとなれば、業務上過失で刑事訴追を問われるのは当たり前です。
原発が低温安定した頃に、訴追が始まるのだろうけれど、いつ始まるのでしょうか。
 
福島の被災者の財産の補償は、その総てが可能となるわけではありません。
国家的危機なので、国民全体が負担し、助け合うのは当たり前だとも思います。
しかし、東電はこれまでと同じで果たして良いのでしょうか。
これまでと同じに存続するなんて事が許されるのでしょうか。
 
やはり過失は過失として、代表責任者に5年10年は刑務所に入ってもらわないと、国民は納得できないのではないでしょうか。
どうせ自分自身では処理できない東電は、倒産させるか整理して、電力事業は別の会社で行うのが筋ではないでしょうか。
今、そのことがあまり言われないのは、「事態がまだ落ち着いていない」と見られているからですね。
危険な労働環境の中、原発で作業に従事されている方々には、本当に敬意を感じます。
 
しかし、管理職以上級には事故を起した責任があります。
これは動かし難い事実です。