日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎これでなんと1本の草

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◎これでなんと1本の草
画像は家人が撮ってきたものです。
怖ろしい数のバナナが下がっていますが、下のほうを見ると、バナナの房が開いています。

バナナは熟すと、まず中に種が出来、次に皮が開いて種が地面に落ちます。
実を採らないでいたので、皮が開いたというわけです。
すなわち、これは1本のバナナの木です。
おそらく日本の「ご神木」のようにこの木を敬い、祀っているのでしょう。

「木」と書きましたが、バナナは多年草で、あくまで「草」です。
正確には、これは「1本の草」というわけです。

フィピンのバナナは「少なくとも25種類」はあるそうです。
南のほうにマスバテという島があるのですが、一度この島の支島を訪れたことがあります。
波止場に上がると、島民から、「あんたは戦争(二次大戦)後、この島に始めて来た日本人だ」と言われました。
その島で、「ここでも滅多に採れない美味しいバナナだ」というものを食べたのですが、ヨーグルトみたいな甘酸っぱい味がしました。
これは無理でも、もう一度、実の中に種がボロボロと入った「完熟バナナ」を食べたいものです。