日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

これは何でしょう

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さて、写真のアルミホイルに包まれたものは何でしょう?

答えは、携帯電話。
私は既にほぼ20年は携帯電話を使っています。もちろん、今よりはるかにでかくて、大都市でしか繋がらなかった時代からです。
現在の端末は5年前のものですが、迷惑メール防御のためのシステムが付いておらず、電源を消しておいても、開くたびにメールがワンサカと届いています。
これが煩くて腹が立ちますので、自宅に居り電源を消してあるときには、端末をアルミホイルで包んでいるのです。
もちろん電源を入れる際には、一番最初にサーバのメールを除去することになります。

腹立たしいのは、先方から勝手に送られてくる迷惑メールであっても、着信の都度料金を取られることです。
品物を勝手に送りつけておき、料金を請求して合法とされるのは、○○Kと携帯メールですが、毎日何十通も届くくだらないメールを見ていると、電話会社の仲間内でやっているのではないかと疑いたくなります。何せ、ランダムに配信すれば、そのまま売り上げになりますので。

私は、携帯でメールやネットを使うことはありません。
理由はキーボードが小さく、打つのに時間が掛かることと、PCなら送受信自体は無料だからです。
このため、「携帯とネットの融合」は迷惑なこと限りありません。
電話ですら、自分から用事のあるときにしか使わず、多くの場合、電源は切っています。
メールの着信音でイライラするため、ついにはアルミホイルで包むようになったというわけです。

迷惑メールを防御するには、その機能の付いた端末を買い換える必要があります。
ところが、そちらにはまさに「これでもか」というくらい、ネット接続機能が付帯しています。
端末は5万とか7万とかの水準で、いまやPCが買える値段。
電話さえ使えればいいのにさ!

そして、あの悪名高きバケット通信料金が待ってます。簡便なネット接続のためのプッシュボタンが付いており、ミスタッチが重なっていつのまにか通信していたら、気づいた時には何十万円になる可能性があります。
それを回避するためには、バケット定額の設定にしなくてはならず、そうなると、本来不必要なものについて、リスクを回避するために料金を払う羽目になってしまいます。
おかしな話でしょ。
なんだかんだ言っても、新規の料金設定では、昔の契約より高くなるのです。ちなみに現在は毎月2千いくらしか使っていません。長期契約割引で減額されているとはいえ、大半は迷惑メールの代金です。

ある携帯電話会社は通話機能だけの端末を売り出していますが、これはどちらかといえば高年齢用の設定になっています。
サイズ自体は小さくて構わないので、中年向けの通話(+カメラ)専用端末と利用契約を商品化してはくれないものでしょうか。私のような中年はたぶん何十万人規模でそちらの契約に移ります。

結局、迷惑メールの不便はあっても、古い端末と契約を使い続ける方が料金が安くなるため、そのまま使っているというわけです。
しかし、そろそろ我慢の限界なので、この方面に関心のある旧○ーカー(現○U)に替わろうかと考えています。

このブログだって、現在の私の携帯端末と同じ系列の会社のサービスを利用しているわけですが、あえて書きました。ビジネスのコンセプト自体がおかしいと思いますので。

とはいえ、こんな風に色々文句を言っても、ここは○コ○さんよりはるかにましですよ。
15年くらい前に通話料金の国際比較の調査をしたことがありますが、日本では「ユーザーが実態を知れば暴動を起こしたくなるくらい」ボッタクリ状態でした。
調査結果をまとめた後、その足で代理店に行き、契約を解除しました。

ああ、掟破り(?)の「ほとんど通話のみサービス」を展開してくれる携帯電話会社は、現れてくれないものでしょうか。通話とかつての「ポケベル並み」の数行連絡ができれば十分です。