日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

逆やらせ番組

かなり前のことです。おそらく10年くらいは前のこと。
テレビで、「心霊現象の真実を暴く」という主旨のバラエティ番組をやっていました。
司会は漫才師で、☆☆問題というコンビではなかったかと思います(この点は不確かです)。

若い女性の霊感師を番組に招き、心霊写真を見せます。
しかし、その心霊写真は偽物で、夜、ビルの前に立つ人物の周囲にドライアイスを噴出させ、白いオーブ状の煙を捏造したものでした。
「これは霊が写ったものでしょうか?」
司会者の問いかけに、霊感師は「はい。写っています」と答えました。
「ジャジャーン。この写真は偽物でした。アンタも偽物」
やっぱり、霊感なんてものは信用できないぞ、という流れ。

女性の霊感師は、「でも、ここは・・・」と言い掛けましたが、そこでカット。
この場面を、私は妻と一緒に見ていましたが、互いに顔を見合わせ「写ってるよね」と言葉を交わしました。
人物の回りの煙ではなくて、後ろの建物の窓に誰か立っている気配があります。しかも気味悪い。
霊感師の女性も、そっちのことを言っていたのでしょう。
肉眼で見えるものではないですからね。

霊感なるものは、実に信頼性が乏しく、大半が妄想のようです。
自分自身についても、実際そう思います。
明らかに心霊現象のように見えても、それ以外に説明のつかない現象は、わずかに数パーセントだと言います。これは、外国の有名な霊感師が自ら言っていましたね。

でも逆に言えば、他に説明のつかないことが起こるということもまたひとつの事実です。

私も頻繁に見聞きするほうですが、やはりほとんど妄想でしょう。
あるいは初期の精神障害かも。
こちらは霊感師ではなく、他人の除霊もできませんので、こちらのEメールアドレスを調べ、写真を添付して送るのは止めてくださいね。最近、ボツボツ増えてきましたが、悪縁が繋がるのは嫌ですので、添付写真を真面目に見たりすることはありませんので(単に捨てるだけ)。