日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第111夜 恐竜の時代

息子が「本物のアンキロサウルスが見たいよ」と言うので、タイムマシンに乗って、白亜紀に行くことにしました。
マシンに乗り発進。
オレンジ色の亜空間を抜けると、そこに拡がった世界は7000万年前の空の上です。

しかし、着陸時にうまく機を下ろせず、地上に激突しごろごろ転がってしまいました。
「ありゃ。これはお陀仏かも」
親子揃って気を失ってしまいます。

しばらくの後、眼が醒めると、スクリーンには外界が映し出されていました。
目の前には蛇のでっかいやつがいます。少なくとも20辰呂△蠅修Δ任后
そうか。この時代には爬虫類だっているのですね。

ふと座席の横を見ると、ドアが壊れていました。
「この場を離れないと、襲われるかも」
外へ出ると、蛇がこちらを睨みつけていました。
「おい、○○。早く逃げよう」
開いた扉から、外に向かってジャンプすると、なんと最初の1歩で10辰眄茲膨靴鵑任い泙靴拭
なんだこりゃ!

なんと重力が、元の世界の3分の1以下のようです。
なるほどね。非常に納得です。
恐竜の多くは重力に逆らった存在です。
ティラノサウルスだって、あのサイズでは絶対に走れやしません。
スーパーサウルスなど、自力で息をするのもキツそうです。
重力が小さくないと、あの体にはなれっこないのでした。

「トーサン。すっかり謎が解けたね」
息子の○○が話しかけます。
「ここは楽しいところだよね。いや、恐竜の話ではなく、体が軽くなったということ」
膝をかがめ、ピョンと跳ねると、10メートルくらいの高さの木のてっぺんまで届きます。
「小さい羽を背負えば、バッタみたいに空を滑空することができるかも」
空を飛べたら、という夢が現実になろうとしています。
もはや恐竜はそっちのけ。

「よし。行こう」
「ソレ!」

空に飛び立つ瞬間に、眼が醒めました。
せっかく恐竜の謎が解け、さらに空まで滑空できそうな場面だったのに。
ラク損したような気分です。

夢の中身が何を象徴しているのかは、これではまったくわかりません。