日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

もはや「戦後」ではない

尖閣事件の船長釈放」のニュースを見て、「もはや戦後ではない」を痛感しました。
中国が南アジアや尖閣で行っていることは、「帝国主義的侵略」の何物でもない。
武力行使による侵略にさらされている東南アジア諸国は、今回の日本民主党政府の対応を見て、さぞ失望していることだろうと思います。
せめて拘留期限一杯まで尋問すべきだったことでしょう。
 
今後は、中国のことは「中華帝国」と呼ぶことにします。
また、「日本の植民地支配」等に関する戦争責任も、「そんな昔のことは知らない」と公言することにします。
親の世代も戦争を経験していないのに、なぜ頭を下げなければならないのか。
現在、65歳に達しようとしている巨大人口塊である「団塊の世代」だって、戦後生まれです。
 一方、相手は「今ここにある危機」であり、自己の勝手な主張のみで侵略を正当化する輩ですからね。
 
しかし、中国人はかわいそうな面もあります。
留学生の知識を確かめると驚くことばかりで、彼らの受けてきた教育がまるっきり偏向教育であることがわかります。
現に目の前で起きている事実を示しても、「それは違う」と言い張ります。
在日中国籍の友人は沢山いますが、さすがに本国を離れて数十年も経つと、考えが変わるようです。
相手が「敵」に見える最大の理由は、「相手のことを知らない」すなわち「情報不足」でしょうから、何らかの形で、事実を伝える工夫をするべきだろうとも感じます。
 
気をつけなければならないのは、短絡的な結論です。
米軍基地により日米関係が微妙な中、中華帝国の侵略意図が明確になった今、最短距離の問題解決法は「日本は再軍備すべし」というものです。
軍隊を整備し、核武装すれば、簡単には手を出され難い。おまけに軍拡による内需拡大で、国内景気は良くなってしまいます。
いやはや、よくよく裏の裏を考える必要が有ります。
ひとまず米軍基地の移転問題は吹っ飛ぶことになるだろうと思います。吹っ飛ぶのは民主党政権も同じ、ということになるのでしょうか。