日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

行け!オーロマイスター(2011南部杯)

 岩手出身の競馬好きとしては、やはり盛岡・水沢の所属だったり、生産地や馬主が岩手だったりする馬を、思わず応援してしまいます。しかし、トウケイニセイ、アンダーキング、メイセイオペラマツリダゴッホの後が続かず、思い切って、突っ込める馬がいませんでした。
 そんな中、ようやく1頭見つけました。
 岩手の所属でも、岩手が生産地でも、馬主が岩手でもありませんが、しかし岩手と縁のある馬、オーロマイスターです。
 何せ、盛岡競馬場(オーロパーク)のJP1である南部杯で、中央を代表するダート馬であるエスポワールシチーを寄せ付けず勝利した馬です(2010年)。
 南部杯は好レースが多く、概ねがっぷり四つの力勝負になりますが、昨年のオーロマイスターは正攻法で攻め、直線で他を突き放ちました。
 盛岡競馬場は砂が深いので、パワーとスタミナを兼ね備えていなければ、先行してそのまま抜けるのは難しいのですが、この馬はまともにそれをやってのけました。
 昨年のレースの実況を時折見ますが、何度見てもいいレースですね。
 
 今年の南部杯は、盛岡ではなく府中で行われます。
 復興の祈りを込めて、オーロマイスター1本で応援するものとして、指定席を予約しました。
 オーロマイスターは、昨年のこのレースの覇者ですが、今年は馬場が違います。府中のダートは軽いので、直線勝負の差し馬に持っていかれるかもしれませんね。
 でも、勝ち負けはどうでもよろしい。
 この馬が「オーロマイスターこれにあり!」というところを見せてくれればOKです。
 馬券は、もちろん単勝からで、連複単の頭はもちろんこの馬です。
 ま、勝負馬券(最も重要視するもの)は、トランセンドとのワイドと連複にはなるでしょうけど。
 シンボリルドルフが死んだので、ランフォルセ(父シンボリクリスエス)にも注意です。(ただし、名前だけで、ルドルフとは血の繋がりはありません。)
 
 レースは来週の月曜(10日)です。
 直線で、オーロマイスターが抜け出るところを、スタンドで間近に見られれば、さぞスッとすると思いますね。
 被災地復興の祈りを込めて、行けよ!オーロマイスター