日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

「統治」とは何か

日本維新の党の橋下氏が公言しているのは、「日本の統治機構を変える」ということです。
 
「統治」とは「主権者が国土と人民を支配し、治めること」と解釈するのが、一般的です。
この人の言う、「主権者」とは誰を指すのでしょう?
私は「オレ(橋下)」というように聞こえます。
 
これまでの政治は、「国民主権」が前提でしたので、「行政機構を刷新する」、「政治(または行政)を改革する」 という表現が用いられてきたわけですが、はっきり、「オレが下々の者を支配する」と言い切ったワル者は、戦後で橋下氏が初めてです。
 
知人の女性は、「国民はそんなにバカじゃない」と言いますが、維新=橋下氏のレトリックがまともに聞こえるのでは、やっぱりバカなんじゃないかと感じます。
 
橋下氏の頭の中をプロファイリングすると、基本的に「オレは頭が良い」と思っている。
「年収だって、3億円だ。オレほどの働きをするヤツがどこにいる。
官僚は自分が頭が良いと思って、国を支配している気になっているが、オレより下。
こいつらから、支配権を奪い取って、王様のオレが統治してやる。」
 
「頭が良くて、知恵が足りない」
高級官僚も、橋下氏も「同じ穴」ですよ。
世渡りの下手な貧民から見ると、「こんなクズ。どこが良いのか。良く見えるバカの気持ちがわからない」が率直な感想です。