日刊早坂ノボル新聞

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夢の話 第191夜が連載小説に

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夢の話第191夜で見た内容を、そのまま短編小説に書きました。
夢で見た内容のままなので、執筆期間は2日です。
盛岡タイムス紙にて、10月7日から月・水・金の隔日掲載で連載されています。

あらすじは191夜で書いた通りです。
哲学者・井ノ川円了の許に、年若い友人の森下林太郎が訪れる。
森下の友人が陸奥で行方不明となったので、一緒に探しに行こうと言うのだ。
その友人が訪れたのは「怖谷」で、魑魅魍魎が現れるという伝説の地である。
そうなれば、「妖怪博士」たる井ノ川の出番である。
2人は陸奥を訪れ、怖谷で様々な経験をすることになります。

井ノ川円了のモデルは、哲学者・井上円了
森下林太郎のモデルは、医師・森林太郎(鴎外)。
怖谷は拙著「無情の雨」で、盗賊の赤虎と巫女の柊女が、地獄の蓋を閉じるために奮闘した霊場です。
このため、正確には、この物語は赤虎シリーズの番外編となります。

赤虎シリーズに共通するテーマは魂の救済です。
魂はどこで生まれ、どこに行くのか。
人はどのように生き、どのように死ぬべきか。
登場人物たちは、思い思いに悩みつつも、道を切り開いて行きます。