◎夢の話 第1129夜 崖崩れ
四月二十三日の午前四時に観た夢です。
荒れ地の間を歩いている。
周囲は茶色の山々だ。
山道を進んで行くと、斜面が崩れたところに差し掛かった。
「樹木が無いから、雨が降ると地盤が崩れるのだな」
山が半分崩れ、まるで崖のようになっている。
その崩れたところを見ると、骸骨が半身を出していた。
「うわ。仏さまじゃないか」
ひとつではなく、他にも数体の手足が見える。
元は墓地か、あるいは・・・。
先に進むと、本格的に斜面が崩れており、何百と言う骸骨が現れた。
「この国では、人が死ぬと火葬にするきまりだ。だが、この仏さまたちは服を着ている。死んだ時のままということだ」
土の下には、何万人分の骨が眠っている。
一体何が起きたのだろう。
ここで覚醒。
これが何かの示唆でないことを祈る。
ま、長女へ送る防煙マスクを梱包したから、良からぬ想像をしたのかもしれん。