日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(日高・飯能) 今日の高麗神社(59日目の参拝)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

8日は所用と通院(セカンドオピニオンを得る目的)を兼ねて、みちのくに旅立つ筈でしたが、雑事が終わらず、数日延期になりました。
そこで、土曜日は家人と2人で59日目の参拝に行きました。家人の方は16日目か17日だろうと思います。

まずは、299号を秩父方面に進み、飯能のダイソーへ。
ここは、この地域最大の店舗ですので、何でも揃います。
最近では文具店で入手しづらくなった文具まで、ここで買えてしまいます。

今日は瀧不動は素通りでした。
家人は通りすがりに、「宝くじを当てたら、ここを買い取って、全部きれいにしますから、もう少し待っていてください」と呟いていました。
「おい。ここを全部整地し直して、きれいにするなら、ざっと十億から三十億はかかる。宝くじの当選1回では足りないぞ」
「大丈夫。必要なら2回3回当てて貰うから」

ダンナとしては納得できません。
「大体、お前は宝くじを買うことなんかほとんど無いのに、どうやって当選しようっての?」
家人は平然と、「トーサンが当たるから、それで買う」と答えます。
「え?オレが買って当てた宝くじなら、オレのものじゃね?どうしてお前に権利があるわけ?」
「私がここのお不動さまにお願いして当てて貰うんだから、私にも当然権利がある」
「おいおい。それじゃあ、どこかの国の奴らみたいな言い草だよ。雨降りの時に庇を貸したら、『ここは元々オレの家だ』と言い出す。八百年前にここを先祖が通ったとか、頭のおかしい奴の言うような屁理屈だぞ。言いがかりというヤツだ」
家人はここで、ダンナに向き直ります。
「でも、お不動さまだもの。トーサンだって、雑木を切ってきれいにすることに反対しないでしょ」
「そりゃそうだけどね。金は使うためにある。資産を溜めこむことくらい見苦しいことはない。オレなんぞ、普通の人なら十人分を超える金を飲む・打つ・買うに使った」
「なら、最後は仏さまのために使いなさい!」
この辺が潮時か。
「はい。異論はありません」

家人の怖い所は、ダンナよりはるかに勘の鋭いところ。
人の生き死にまで、事前に言い当てることがあります。
健康で、まったく病気などしたことが無さそうな人を見ていて、「あの人。長くは持たないかもしれない」と言うことがあるのです。
これが、数か月後に当たります。
家人によると、「近々、死ぬ人は、外見が若くなり、輝いて見える」とのこと。
ダンナを含め、一般人が想像するのとは違いますが、死ぬと「こうありたい自分の姿」になるそうで、死に間際にはそれに近づいて行くらしいです。
頻繁に幽霊を見るダンナですが、そういう感覚はわかりませんね。

今日は具体的に「あの人は」という話になり、少しビビりました。
(もちろん、本人にも言えないし、ここにも書けません。)
ダンナとしては当然ですが、家人には「オレは医者からもヤバイ病状だと言われている。余命があとひと月くらいになったら言ってくれ」と伝えました。
家人は「大丈夫。まだ死なない」との返事です。
医者に余命を言われても、まったく動じませんが、もし家人に「程なく」と言われた時は本当にアウトだと思います。
(これを信じる理由は、過去に具体的な実例を目の当たりにしたから、です。)

以上はあくまで家族内の与太話です。第六感など、ただの妄想ですよ。

さて、高麗神社に入ると、猫がいち早くダンナを見つけ、走り寄って来ました。
ま、私がいつも煮干しを持っているからですが、わざわざ家人のことを迂回するように避けて回り、ダンナのところに駆け寄って、脚に体を擦り付けます。
家人が膨れ、「ゼッタイに私のところには来ない。なんで?」とダンナにクレーム。
そりゃそうだよ。動物なら人間以上に「人を見る」わけで(笑)。
穏やかな人格のほうに向かうでしょ(さらに笑)。

神社の境内には、鯛焼きや焼きそばの屋台が出ていました。
「お祭りの時の、あのキャベツと麺しか入っていないような焼きそばが食べたい。買ってきて」
家人に言い付けると、鯛焼きまでたくさん抱えて戻って来ました。

縁日の焼きそばは懐かしいですね。
子どもの頃は、神社のお祭りがあると、必ず焼きそばを食べました。
周囲の市町村30キロくらいのお祭りには、必ず同じ焼きそば屋の夫婦が来ていました。
やはり肉は豚の脂身の切れ端で、キャベツくらいしか具が入っていませんでした。
でも、子どもながらに美味しく感じ、お祭りの日を心待ちにしたものです。
今の焼きそばは、肉は姿かたちもなく、キャベツもほんの切れ端になってます。
それでも、やっぱり懐かしい味がしました。

あの焼きそば屋の夫婦は、その当時でも60歳前後でしたので、さすがに、もうお亡くなりになっていると思います。レシピを憶えていますが、業務用のでっかい中華鍋を使わないと、同じ味にならないような気がします。