日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

人間と同じ展開に  (106)

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金曜は所用のため、朝から終日外に出ていました。
夕方になり坂戸市を通ったので、そこから迂回し日高に向かいました。
高麗神社に参拝し(106日)、猫に挨拶して帰るためです。

「いつもの猫」は5時になると自分の家に戻ります。
「今日は間に合わなかったか」と鳥居に向かうと、まだ駐車場に居ました。
紙トレイに猫缶を開けて、この猫に食べさせます。

すると遠くの方から、茶白の猫が走って来ました。
私が餌をくれる客だってことが分かったからです。
ただし、やはり不安があるらしく、様子を見ています。
別段、何もせず少し離れて見ていると、その猫が「いつもの猫」のトレイに顔を突っ込みました。
「また仲良く、2匹で分けて食べるのか」

すると、この日は腹が減っていたらしく、「いつもの猫」を威嚇して、餌を独り占めしようとしました。
茶白のヤツは体がでかいので、「いつもの猫」は押し出されてしまいました。
昨日、皿に首を突っ込んだ時に、私が何も言わなかったので、「自分が食べても良いんだ」と解釈したようです。
この辺は、人間の行動パターンと一緒です。

「おい。礼儀をわきまえろよな。お前のために来たわけじゃないぞ」
大体、私が動物好きのオヤジだと思ったら大間違い。
猫も犬も、基本的に嫌いです。
犬の卑屈さは、蹴り倒したくなるくらいです。

「いつもの猫」は仕方なく、私の方に寄って来て、いつも以上にサービスを始めます。
脚に体を擦りつける時間が長くなりました。
餌を横取りしようとするヤツが現れたせいですが、この辺も人間と同じです。
「心配するな。お前は特別なんだよ」
手の平から、別の餌を与えます。

次からは、少し対応を考える必要がありそうです。
駐車場で車から降り、歩き始めると、すぐに猫が2匹走って来るので、どうしても目立ってしまいます。
たぶん、神社の人たちや、何度も参拝に来る人からは、「あの猫のオヤジ」と言われているのでしょう。

まずは、茶白のヤツにルールを説く必要がありますね。
それで分からないようなら、頭をガツンです。
人間の不良と同じで、「ここからは入るなよ」と線を引かないと、どんどん踏み込んで来ます。
ま、猫を蹴飛ばすオヤジとして、ニュースにならないように気を付ける必要がありそう。

参拝を済ませ、帰ろうとすると、カラスが上空を舞っていました。
「コイツ。また猫を狙ってるんじゃないか」
カラスの視線の先は、やはり「いつもの猫」です。
すぐに、カラスに見える位置に行き、指を差しました。
「お前。ちょっかい出すと殺すぞ。言葉だけじゃないからな」
一応、ここは境内ではなく鳥居の外です。念のため。

これも、他の参拝客には見られたくない場面でした。
カラスに向かって話かけているんじゃ、かなり変なオヤジです。
猫が傷つけられたりしたら、やはり復讐すると思うので、そうなると、今度はこっちが動物虐待のオヤジと思われてしまいます(苦笑)。

それでも、基本的に人間も動物も嫌いですので、叩くべき相手は容赦なく対応します。