日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第387夜 「夢のお告げ」(371夜)の続き

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これは金曜日の夕食後に観た夢です。

目を開くと、目の前に男がいる。
髪が肩くらいまであるラテン顔の男だった。

こいつは・・・。
オレの夢によく出て来るヤツだ。
大体は悪魔役だよな。

男が口を開く。
「お。こないだはスマンかったな」
え?一体何のことだよ。

「今、何のことかといぶかっただろ」
さすが悪魔だ。オレの考えていることが分かるらしい。
てことは、口で答えなくとも、考えるだけで良いわけか。

「何のことですか」
そうは思っても、やはり言葉に出してしまう。
日頃の習慣はなかなか変えられない。

「あ。競馬のことさ。お祭りマンボの時のこと」
ミナレットが逃げ残って、穴を開けた時のことね。
1-6-8って数字を散々吹き込んでくれたレースのことだ。
「どうせ教えてくれるなら、きちんと着順通りに教えてくれればいいのにな」
男が苦笑いを漏らす。
「そうもいかないんだよ。全部教えてしまったら、お前が成長しない」
「悪魔なのに、人を成長させようっての?たまに本当の情報を送って来ることもあるじゃない。それは言い訳で、実際はオレのことをからかって腹を立てさそうと思っているだけでしょ」
「そうでもないよ。オレがもしそう思っているのなら、もっとじゃんじゃん餌を投げといて、頃合いを見て破滅させるね。自殺するところまで追いこんだら一丁上がり。労せずして魂が手に入る」
また、調子の良いことばかり言いやがって。
どうせまたオレをからかうんだろ。

「今度は本当さ。買い目も教えてやるよ。1-6-8だけで良いんだよ。他の可能性は考える必要が無い。それなら簡単だろ」
ここでパソコンで馬柱を調べてみる。
「今週なら宝塚記念っていうことだよな。1、6、8って全部メスじゃん。本当なのか」
「5頭か6頭は出てんね。上位の人気馬も牝馬だよ」
「でもそいつは1でも6でも8でもないだろ」
「そこで特別お前に教えてやろうと言うんだよ。そこんところを良く考えてちゃんと買いなよ」
「うーん」
再びパソコンに目を向ける。視線を戻すと、既に男の姿は消えていた。

「最近は騙される一方で、ほとんど的中馬券に近い情報だけど、実際にはほんの少し外れてるってパターンばっかりだ。気を付けないとな」

ここで覚醒。

土曜の朝になり、きちんと調べてみたら、1-6-8なら三連複でも1千倍に届きそう。三連単ならその70~80倍は固い。要するに百円で70万80万。
「じゃあ、ダメ元で、三連複で30枚くらい、単で3枚ずつでも買っとくか」
1-6の馬連・単とかワイドはどうすんの?
色々考えさせられましたが、結論は「夢で観たことをうのみにし過ぎてはダメだろう」です。
さらっと1、6、8でOKさ。

ここで改めて見直します。
自分自身が買いたいのは、カレンミロチィック(5)とラブリーデイ(16)なので、三連複はこの2頭軸から7枠8枠の有力馬に流しときます。
ここで、ふと気づいたこと。

「詐欺の被害に遭った人を、もう一度騙すという詐欺もある。こういう被害者は基本的に騙されやすいタイプだから」
もし今度のレースでオレを騙すとしたらどうすんの?
数字は馬番ではなく枠番だとか。これはウソにならない。
馬番の1番6番から8番には行かずに、8枠に行くとか。夢のお告げでは、数字しか出ていません。
あるいはその変化形。
全部は押さえられないので、カバーの度合いの大きい方法で、枠の1-8、6-8、3-8だけを押さえました。最後のは、実力馬6番から8枠ということ。

結果を見て、愕然です。
1着が16番(8枠)で、6番、1番と続きます。
「また騙されてやがる(怒)」
1番と6番はそのままで、そこから8枠(しかも16番)に行き、順番を逆さまにしてありました。

「これってもしかして、自分の頭で考えた軸馬に、1、6、8を足すだけで良かったんじゃないの」
2頭両軸で全部的中出来てます。

最も腹が立つのは、最後の裏読みで枠連の3-8を的中させていること。
有力馬が同じ枠にいるので、枠連のみ的中では、ご飯代にもなりやしない。
しかも、カレンミロティック(5)の後ろの馬(6:デニムアンドルビー)とラブリーデイの組み合わせです。
こりゃまた、話が出来過ぎですわな。

おまけに他の競馬場でミナレットが出ていやがります。
あの夢の悪魔に「本当はこういうことだよ、と暗示してるだろ」と言われてしまいそうです。

なぜ夢を利用して、こういう情報を送って来るんだろ。
どの段階でも、腹を括っていればそれなりに的中しているのです。
最初の1-6-8でも、ワイドで万馬券を引いてます。

ここで気が付きます。
このところ、「秋までしばらく競馬なんかお休みにしよう」と思っていました。
こういう状態の奴を引きずり出すための作戦だったのでしょう。
あるいは、普通に買うと、当たってしまいそうなので、ブラフをかましたってことかも。

画像は再掲。
またしても、夢の悪魔にしてやられました。