家人と一緒に、買い物に出ようとすると、稲妻が光り、雨が降って来ました。
「どうする?」
「3時だから夕立ではないが、いずれ止むだろ」と出発。
しばらく進むと、土砂降りです。
程なくひときわ大きな音で、「ドドーン」と雷が落ちました。
「あ。これで終わりだ。じゃあ、きっと雨の後の山がきれいだろうから、名栗に行こうよ」
「なんで終わりだって分かるんだよ。こんな豪雨なのに」
すると家人が当たり前のように答えます。
「この雨は熱帯と同じ降り方だよ。稲妻が光り、ドドンと雷が幾つか落ちて、一番大きなドッドーンが落ちたら、それが終わりの合図だから」
十分すると、本当に雨が止み、空が明るくなりました。
なるほど。その道に通じた人が言うのは確かです(苦笑)。
気象変動で、日本の夏はもはや亜熱帯ですから。
この話の流れでフィリピンについて話題が及びました。
家人によると、アメリカやオーストラリアの通販会社の多くが、コールセンターをフィリピンに置いているとの話です。
フィリピン人は英語とスペイン語が出来るので、注文やクレームを聞くのは大丈夫。さらに、通販会社では、客の電話はほとんどがフリーコールになってます。
彼の国との決定的な違いは通話料で、国際・国内通話を自社で受けるよりも、フィリピンで受けた方が安いそう。発注があれば、生産国までメールで連絡し、そこから配送になるらしい。
これもなるほどです。
日本の電話料金と比べたら、米国だってかなり安いのに。
TPPが発効したら、不公正として、賠償金を求められることでしょう。
どうにかならんの。
画像は、豪雨と名栗の山々。それと高麗神社のトラちゃんになってます。
「じゃあ、さよなら」と去ろうとすると、引き止められました。
トラちゃんは「撫でてくれ」と言わんばかりに、寝そべります。
トラちゃんの気が済んだと見える時まで、お腹を撫でました。
家人は、「もしトラちゃんに子どもが生まれて、飼い主がそれを1匹くれると言ったら、どうするの?」
まるで、アベソーリの答弁みたいなレバタラです。
「そりゃ駄目だよ。アレルギーだもの。オレは猫が好きなわけではなく、あのトラちゃんが好きなんだよ」と答えました。、