日刊早坂ノボル新聞

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◎安倍総理の山口での発言を聴いた感想

安倍総理の山口での発言を聴いた感想

 さすがだ。これぞ政治家の鑑だと思う。
 安倍総理は父と自分の悲願が「平和条約の締結」だと言っている。
 確か数ヶ月前までは、「日露平和条約の締結と北方領土の返還」と言っていたのではなかったか。
 後半が綺麗に抜け落ちているが、たぶん、この人の頭の中では整合性が取れている。

 きっと、今でも従前通り「TPPには反対です」と言うと思う。
 世間的には「ウソツキ野郎」だが、政治家としては優秀だ。

 けなしているようだが、ここは褒め言葉だ。
 「あの手この手」の輩はきらいじゃない。
 容赦なく攻撃できるという面もある。

 ちなみに、共謀法が出来ると、「こんな政府は倒すべきだ」とブログに書いただけでもでも逮捕される惧れがある。
 行動を伴わない「計画」でも逮捕できるが、計画はどこからどこまでが想像で、どこからが具体性を持つのかが不明瞭だ。
 要するに、警察が「こいつ」と思えば逮捕できる。

 「国際的にテロ防止条約に批准できないのはこれがないため」は完全なる虚偽だ。
 「オリンピックができない」まで行くと、詐欺。
 さすがに、これを受け入れ、賛成するほど、自民党員だってアホではないと思う。

 公明党はいまや「リベラル保守の旗手」に変貌しつつあるので、おそらく賛成しない。
 そうすれば次の選挙でこの党は大勝すると思う。
 いまや公明=学会のイメージが変わりつつあるので、リベラル保守の道を突き進むべきだろう。