日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

扉を叩く音 (続)

 「11月から3月の間に、深夜、玄関の扉を叩く音がする」話の続きです。

 3月6日午後11時55分の記録
 レンタルDVDを返しに行こうと、2階から階段を下りると、窓の外から声が聞こえた。
 「クウウウウン」
 猫が鳴く声に似ていたので、階下の壁の近くに野良猫がいるのだろうと見なし、そのまま今に入った。
 そこで、財布を忘れていることに気付き、もう一度2階へ上った。

 再び階段を下りると、窓の外でやはり声がした。
 「フウン。フウウン」
 女の人が泣く声にも似ているし、野良猫が鳴く声にも似ている。
 あまり気にせず降りようとすると、そこで現実に行き当たった。

 声が聞こえていたのは、階段の途中の窓のすぐ外から。
 すなわち、空中から聞こえていたのだ。
 「こりゃ猫じゃねえや」

 そう言えば、そこはちょうど通り道に当たっていました。

 例年だと、不審事が終わっている時期ですが、今年はまだのようです。
 ま、この数日は体調が悪化しており、ほとんど何も出来ない状態ではあります。

 これくらいはどうということはありません。
 「気のせい」や「幻聴」と言い逃れることが出来ます。
 怖ろしいのは、自分のお腹の中から「助けて」などという言葉が聞こえて来るケースです。