日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

「記憶に無い」

国会で答弁した内容が、事実に反するものだった。
それを「記憶とは違いました」で済まそうとするってのは、アリなのか?

もしそれが許されるなら、何ら事実確認を行うことなく、テキト-に答えてもいいということだ。
違っていれば、「記憶ではそうだった」と言えばいいもの。

30億円を脱税したとする。
「お金を隠していますよね?」
「いえ、絶対にそんなことはしていません」

「あなたの振り出した領収書が残っていますが?」
「私の記憶では、貰っていなかった。ただそれだけの記憶違いで、脱税ではありません」

これで済むわけが無く、間違いなく脱税とみなされますよ。
国会は言葉の定義をもてあそぶところではない。

政治的思想や立場にどんな違いががあれ、今の稲田大臣の姿勢は「うそつき」でしかない。
むしろ、右寄りの人のほうが一層怒っているだろうと思う。