◎(森友)シンジケートが実在するのか
15日2時過ぎからの籠池氏の会見が無くなり、ボケッとしていたのですが、その代わりに、ジャーナリストの菅野氏の会見がありました。
スゴイのひと言。
もし彼が言っている事の1分2分が事実だったら、稲田大臣の辞任で済む話ではなくなります。
一番大きな問題はこれ。
「2月にこの問題が露見した時に、籠池氏の顧問弁護士に電話があった。財務省の佐川理財局長からで、用件は『しばらく身を隠していてくれ』とのこと」
もし事実なら、この件は「誰か」が財務省に指示して、認可させた、ということです。
それって、もし本当なら、ロッキード事件どころの騒ぎではなくなりますね。
政官を横断するシンジケートが存在し、国の財産を好きに下ろして使っている、ことを意味します。
おそらく森友は氷山の一角で、この他にも、ばれずに済んでいる件が多々ある筈です。
まあ、その顧問弁護士は、あきらかに「黒幕」側の人間で、籠池氏にとって不利な契約書等を自らメディアに提供したりしています。嘘を言った可能性も充分にありそう。
誰もが考えていた通り、「認可を与えた時の局長を呼べ」とも言っていましたが、これはその通り。
なぜ異例の判断を下したのか。
その理由は、籠池氏ではなく、元局長に訊く必要があります。
右翼国粋的発言をする者の中には、本物の保守ではなく、表面を取り繕って、私利を得ようとする者が少なからずいるようです。
この後、籠池氏も菅野氏も、ガードマンを雇う必要が生じましたが、叩き出さねばならないのは、この人たちではなく「愛国者の偽者」の方だろうと思います。