自民党は籠池氏を偽証罪で告発することを考えていると聞く。
実に笑える。
稲田大臣の嘘まみれの発言を不問にして、籠池氏の「記憶違い」は偽証罪なのか?
これぞ傲慢さの限りだが、元々、それをしたいがために証人喚問を行ったわけだ。
籠池氏は小悪人だが、「新たな罪」を作って発言を封じようということは大きな問題だ。
警察が職務質問をするときに、「どの違法行為を適用できるか」という思考で訊くのと同じ性質の仕掛けだろう。
「振込用紙の使用期間が違っていた」など、それこそ記憶違いの範囲だろ。しかも「一瞬」など主観的な表現だ。
稲田大臣の「露骨な嘘」に比べれば、まだ軽い方だ。
今回の手口はおそろしく卑怯。
自党の印象がますます悪くなることに気付かぬとは、よほどボンクラ揃いだ。
制度を利用すると、かなり悪辣なことが可能になるという明確な例だ。
いざ共謀法を制定したら、どんなことになるか、これで証明されたということ。
この法律が出来たら、総理を誹謗すると、おそらく逮捕されてしまう。
次の総選挙では、右左翼あげて自民党を叩かないとダメだ。