夢の話 第615夜 庭園で
6月29日の午前1時に観た夢です。
我に返ると、古い屋敷の縁側に座っていた。
外では小雨が降っていた。
庇からポタポタと雫が落ちている。
目の前に見えるのは、広い日本庭園だ。
木々の緑色が鮮やかで、目に眩しい。
すると潅木の間に、人が一人立っているのに気付いた。
「雨なのに、なんであそこに」
そこにいたのは、1枚袈裟を身にまとったお坊さんだった。
お坊さんは雨に打たれながら、じっとこっちを見ている。
「何を見ているのだろ」
降りしきる雨の中、微動だにしないお坊さんの姿に、次第に不安になる。
ここで覚醒。