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◎「文字化け」に感謝したい気持ち
机の脇に正月の新聞が置いてあったので、つい目を遣ると、図の中の表記がおかしくなっていました。
「南武」× → 「南部」○
一瞬、誤変換かと思いヒヤッとしたのですが、考えてみなくとも、当方がそういうミスをするわけがありません。
原稿の方を見ると、やはり正しい表記になっています。
通常、文字化けが起きるのは以下のケースです。
●ワープロのシステム上のバグ
テキストファイルを別のソフトで開いた時に、信号交換のエラーが生じる。この場合は読めない記号のことが多い。
●送受信エラー
ファイルをメールでやり取りしているうちに、信号にエラーが起きる。元の漢字の近くにある字のことが多い。
「偉大な人」→「違大な人」
大半がこの2つです。
後者の方は肉眼では見落としがちなので、よくよく注意することが必要です。当方は重要な原稿については、CDやスティックなどメディアに移し、宅急便で送っています。
何事もアナログに勝るものなし。
他で考えられることは、「人為的エラー」のケースもあります。情報を紙面に移すのはオペレータがやりますが、これは若い女性のことが多いです。すると、古い話では知識がどうしても追いつかない場合があります。
以前、「鳩尾」という字句にルビを振らずに渡したら、「きゅうび」と振られたことがあります。
しかし、今回はそれとも違います。
原稿を渡す時点で、画像に変換してから渡したので、字句が変質する余地がないのです。
考えさせられましたが、要するに「打ち直した」ということです。画像では紙面では粗く見えるので、新しく写植をやり直した。位置関係などはピッタリ合っていますので、文字のみかもしれません。
感想は「あり難いことだ」です(感謝)。
画像を縮小すれば分からないのに、敢えて作り直してもらっているわけです。章の扱いとか、編集して貰っています。
年末の忙しい時期にさぞ大変だったことでしょう。
いずれ「オペレータさん江」と書いて何か贈ろうと思います。