◎とんだお笑い草(財務省書き換え)
日曜の朝のテレビ番組で、自民党の某代議士が森友事件に関連し、財務省による決裁文書の記載内容が異なっている件について、こう語った。
「この2つの資料は提出先が違う。期日が同一で、同一人が作成したものだから、相手に応じて内容を替えたものだ。書き換えではない」
思わずゲラゲラ笑ってしまった。
アリエネー。
同一期日に、同一作成者が作成したものが、2通りあること自体、不自然だ。
8億に及ぶ案件なのだから、決裁を取り直すほうが普通ですよ。
これは決裁印の位置を見れば簡単に分かります。
まったく同じ位置に判子が押してあるなら、「元はまったく同じ文書だった」ということ。
すなわち、資料の当該部分だけ差し替えたという意味です。
しかし、そんなことは行われません。
同一の文書で、内容を取り替えてもOKなら、この世に存在する契約書の類は好き放題に変えられることになってしまいます。
もしこのボケナス代議士の言い分が正しいのなら、あくまで別の文書になり、すなわち決裁印は違う位置に無くてはならないのです。
取って付けたようなもっともらしい言い訳ですが、実態とは全然違います。
こいつは典型的なウソツキ政治家でした。(この場合、ウソではなく「作り話」ですが。)
そもそも、この資料は破棄されたもので、佐川氏が「存在しない」と言っていた代物です。
それだけで十分ですが、内容的に「無くなって欲しい」と思うのも頷けます。
追記)月曜になり、「書き換えが問題発覚後行われた」と確認され、上述の代議士の言い分がまったく的外れな空想であると判明しました。
「ボケナス代議士」の表現を「アホバカクソマヌケ代議士」と訂正します。
2日も持たぬような作り話をするなよな。