◎夢の話 番外編 夫の実家で
昨夜の妻の夢です。
ダンナの田舎の家に着き、玄関に向かって歩き始めると、扉の前にお祖母ちゃんが座っていた。
お祖母ちゃんは三月前に死んだばかりだ。
「お祖母ちゃん。中に入ったら?外は寒いよ」
すると、お祖母ちゃんが顔を上げて自分を見る。
お祖母ちゃんはすっかり痩せて、顔が小さくなっていた。
「もう家には入れないんだよ。寂しいからこうやってここに座っていた」
お祖母ちゃんはもの凄く寒そうにしている。
ここで覚醒。
この世のすぐ近くにあるのが幽界で、物故者はしばらくそこに留まるようです。いずれ自我から解放されると、静かに霊界に向かうのですが、それまでは、暗く寒い幽界にいます。
体調が著しく悪く、死線に近いところまで行くと、ガタガタ震えるくらい寒くなるのですが、それと同じです。
あまりに寒いので、温かみを感じるとつい寄り添ってしまうようで、近親者はよく気をつけてご供養する必要があるようです。
生前がどんなに良い人でも、いざ亡くなったら、もはや別の世界の住人になってしまいます。