日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎死後の自意識

◎死後の自意識
 この「三途の川便り」の検討を通じて、私が考え続けているのは、死んだ後の「自分がどうすればよいのか」ということです。
 おそらく、死んで3日後くらいには目覚めるだろうけれど、その時の自意識はどうなっているのか。
 夢の中にいる時と似ているのであれば、徐々に自分を解放して行けるだろうけれど、これまで見てきた限りでは、どうもそんな感じではないのです。
 予め心構えをしておかないと、画像に写る人影たちのように、執着したままでいると思います。

 欲が深く、人生に執着するひとは、死後に目覚めるのも遅く、何年もかかる場合があるらしい。
 そうなると、完全に思考能力を失っているから、もはや穏やかな気持ちになっていくことが出来なくなっているのではないか。
 自分が「恨み」や「憎しみ」を反芻するだけの存在になることは、本当に怖ろしい。

 私には程なくその時がやってくると思います。
 それまでに自分なりの展望を得なくてはならないのですが、まだ上手く描けて居ません。
 今、必要なのは事実と確証。それがあれば「どうすればよいか」が見えて来ると思います。