◎一応の締め括り(405)
6月末から始まった一連の交流も、そろそろ締め括り、次に進む必要があります。
そこで、10日を「区切り」の日に定め、ご供養に行くことにしました。
そこは不動明王の精神が基本です。
有間ダムに着くと、車のフロントガラスに貼り付けていた神社のお守りが、いきなり全部外れ、落ちました。
「こりゃ、まるでホラー映画みたいな展開だな」
映画やドラマでは、「来るな」というお知らせだったりします。
背筋がぞぞぞぞ。
でも、はっきり書きますが、そういうのはありません。
総てたまたまです。完全にゼロではありませんが、それっぽい出来事の万にひとつ。
因果を絡める必要はありませんね。
物理的な理由で、ペッタン(吸盤)が日光で温められて緩んだだけです。
それでも、やはり少し暗い気持ちになります。
こういう時のルールは簡単で、1)恐れないこと。
そのためには、2)「お前は誰で、何か用なのか」と前に出ることです。
最近になり気付いたのですが、幽霊はこちらが引くと追いかけて来るのですが、「何か用か」と前進すると、引き下がります。
子どもにしつこく「小遣いをくれ」とせがまれると、「ダメ」と言いたくなりますが、じっと我慢しているのが見えると、あげたくなります。そんな感じに似た心の動きです。
先に橋まで行き、見下ろすと、やはり女性が立っているようなので、そこでお焼香をしました。
「前回、俺に気付いた筈なのに、何故ついて来ないのか」
その理由は、「後ろから捕まれているから」でした。
そうなると、そいつを引き剥がすところからになるわけですが、今はその余裕がありません。
本人はもう準備が出来ているのに、状況が許さないわけです。
「ま、隙を見て逃げ出すことだな」
まずは、「己を救えるのは己のみ」ですし。
次にレストハウスに行き、お焼香をしました。
「そろそろ飽きたでしょ。もうあの世に行くべき時なんだよ」
この日は上等なお線香を持参したので、周囲に良い匂いが立ち込めます。
やはりコンビにで売っているヤツじゃ気分が出ませんね。なるべく質の良いものを使うと香りで癒されます。
画像には、ほとんど「らしい」ものは出ていませんでした。
「魂は生成と消滅を繰り返している。実際には無くなったりしないから、入学と卒業と考えればよい。いい加減に卒業して、次に進むんだよ。途中で立ち止まらず、とにかく次に進むといい」
般若心経ですね。これが本来のお経です。
内容を理解していないものを詠んだり書いたりしたところで、何の意味もありません。
相手が分かるかたちで伝える必要があります。
ここでびっくりするくらい心が晴れています。
つい30、40分前には、うっすら恐怖感を覚えていたのに、スッキリ、サッパリです。
なるほど、これが「ご功徳」ってヤツですか。
(ま、違うかも。そういうのは「知識」なので、私にはどうでもよいです。)
それから神社に向かいました(405日目)。
こちらでも、はっきりとは出ませんでしたが、ひとつ2つは「抜け出させた」と思いたいところです。
ま、かたちが鮮明でなくなったのは、よい兆候だと言えます。
さて、世俗に戻り、大慌てて自分の仕事をしないと。
原稿は進んでいませんし、金欠です(大笑)。
しばらくは、体を騙し騙し、あくせく働くことにしました。
ああ、ゼニコがバラバラと降って来てくれんものか。
そうしたら、全人類を救ってあげられるのに。
もちろん、冗談です。生きている者に興味はありません。