日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

今までの人生で一番怖かった体験 その1

他の人が「怖い思いをするのがどんな時なのか」ということを知りたくて、気軽に話せる付き合いになった相手には必ず、「今までの人生で一番怖かった体験」を聞くことにしています。

多くの人は、まず「生命の危機」に直面したときのことを話します。
すなわち事故や災害で窮地に一生を得た体験です。
例えば事故関連の話だと、私にも首都高でスピンした経験があります。冬に首都高を走行していたのですが、池袋のサンシャインの出口付近で、氷に乗り、制御不能となって、車が2回転しました。
滑りかけた時についブレーキを踏んでしまい、それからは何もできず、なすがままです。
壁面が近づいてくるのが、スローモーション並みにゆっくり見えました。
「ああ、死ぬかも」とぼんやり考えましたが、奇跡的に壁から5cmくらいのところで止まり、私も車も全く無事で済みました。
それ以上にツイていたことは、後続の車がなく追突されずに済んだことです。
車が反対向きになったため、大慌てでバックで出口に進みました。

ある女性は、小学校のプールで溺れたときの体験を話してくれました。
立ち上がれば十分に脚が立つ深さなのに、不意に水を飲んでしまったのです。
溺れ始めると、どういうわけか足が全く底につかなくなり、浮いたり沈んだりに。
沈み始めた頃、ようやく気づいた教師に助けてもらったとのことです。
その女性は、溺れてジタバタ暴れていたのにもかかわらず、頭の中は妙にスッキリしていたと言います。
その時一番怖かったのは、自分が溺れている時、周囲の生徒はそれがマネや悪戯だと思い、皆が笑って見ているだけだったということです。

これから様々なパターンを紹介していきますね。

ちなみに、話の内容がホントに怖かったりすることがありますので、相手の話を聞き終わった後、私は「自分の一番怖かった体験」の話を、「(女子プロレスの)豊田真奈美選手が空中から降ってきたとき」として、場の雰囲気をほぐすようにしています。

皆さんの一番怖かった体験は何ですか?