日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第54夜 夢の街にて

私の夢の中には、そこにしか存在しない街があります。
同じ街を度々訪れるため、今では、「夢の街」の地図を詳細に描けるようになってしまいました。
昨夜の夢も、その街での話です。

トライアンフというバイクに乗り、青梅街道にそっくりな道を郊外目指して走っています。
眼に映る風景は多摩地区に似ていますので、学生時代の記憶を基に形成された夢のようです。
登り坂に差し掛かるのですが、確かここではいつも下りのところに警察の検問があったはず。
また言い掛かりを付けられるのでは。ちなみに、夢の中ではいつもあれやこれや言い掛かりを付けられては取締りを受けるのです。

ふと気づくと、私はメットを被っていませんでした。
ありゃりゃ。また捕まってしまう。
そこで、坂を登りきる寸前に、左に曲がり、バイク屋を探します。面倒なのでここでメットを買ってしまえというわけですね。

近くにはバイク屋が見当たらないので、しかたなく大学街らしき通りに入ります。
大学のたたずまいは、池袋のR大学か都心のA学院のような配置をしています。
バリバリ入っていくと、香港スターのトニー・レオンのような男性が、これまた美人の香港女優と並んで歩いていました。
なぜこんなところにいるんだろう。

遠くの方に、バイク用品の看板が見えます。どうやら学生を当て込んで、大学の間近に建てた店らしい。
近寄ってゆくと、ちょうど昼休みの時刻になったのか、スルスルとカーテンが引かれ、「休業時間」との掲示が出されました。
なんだよ。
入り口の前にバイクを寄せると、ガラスに自分の姿が写って見えます。
それまでは20代前半のつもりでいたのに、そこに写る姿は現在の中年オヤジで、ヒゲ面です。

ま、こんなもんだよね。
慌てる用事もないし、ゆっくり構えていこうか、と考えています。

ここで覚醒。取りとめがなく、後半は詳細を忘れたのかも。
何か心に留まっているこだわりが、断片的に現れたような夢ですので、心理学のカウンセラーに分析してもらえば、何を象徴する夢なのかがわかるかもしれません。