日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(北斗英雄伝)峡谷の怪物─盗賊の赤虎が鬼と戦う話─

 震災・津波の復興支援に、何か手助けができないものかと考えた末、「日頃のルーティンの中で、可能なことを続ければよいのだ」と思うに至りました。なら、私の場合は、みちのくに素材を取り、娯楽性の高い、気晴らしになるような話を提供することですね。
 しばらくの間、こういった目的で、短中篇を提供しようと思います。
 1つ目は、形式上は奇異譚に類するものです。
 18日に編集に送り、「数日後にテニオハを調整した確定稿を送ろう」と思っていたのですが、たまたま岩手に行き、朝刊に眼を通したところ、既に載っていました(22-24日)。
 
登場人物は、「北斗英雄伝」に出ていた、赤平虎一、窮奇郎、紅蜘蛛お蓮の3人です。ただし紅蜘蛛は20歳くらいで「紅蜘蛛」を名乗る前の話になります。
支援目的の作品なので、全文をウェブでも掲載することにしました。
 
「九戸戦始末記 北斗英雄伝」 :「サイドストーリー」に、「峡谷の怪物─盗賊の赤虎が鬼と戦う話─」で載せてあります。
出典は、このブログの夢の話の1編を書き替えたものです。
 
「九戸戦始末記 北斗英雄伝」19章の要約をまだアップしていませんので、こちらも数日中に。
「なぜ北斗なの?」と聞かれる事が多いのですが、この19章に書いてあります。
端的に言えば、九戸神社、すなわち九戸一族の守り神が「北斗妙見(「北辰妙見」)菩薩」であることから、九戸政実を柱として立ち上がった英雄たちの話ということです。
なお北斗妙見には「先を見通す者」という意味もあります。
 
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