日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

雪で

適切なカテゴリーがないので、ひとまずこちらに。

関東の大雪で、交通機関がストップしました。
埼玉の我が家でも、3日間は「買い物にも出られない」状態でした。
車に乗って出かけようにも、駐車場から数辰盻个蕕譴泙擦鵝

歩いてスーパーに行くと、生鮮食料品は品物がまばらになってます。
卵や牛乳に至っては、ストッカーが空でした。

「こういう時は個人商店だよな」
昔ながらのやり方で、卸屋から小売りに流れる商売では、各段階に在庫があるため、1週間くらいは品物が切れません。
日頃、その店で買っており、顔と名前を覚えてもらう関係なら、電話1本で取り置きしてもらえます。
ただし、「今は品薄だから牛乳を1本余計に」などと言ってはダメです。
在庫の数自体は多くありませんので、普段より多く買ったら、他の人に回る分が無くなってしまいます。
「いつもと同じ1本ずつで」と言えば、無くて困る人が減ります。

今日はようやく車で出られるようになり、所要をこなしに出かけました。
道はかなり渋滞しています。
道の両脇には雪が山と積まれており、その間を縫って進むようです。

「そう言えば・・・」
昨年か一昨年のニュースを思い出しました。
暴風雪で道も畑もすっかり埋まってしまい、父子が雪に埋もれ、お父さんが亡くなったあの事故です。
お父さんは、娘を守るために、自らのジャンパーを脱いで着せたのでした。
知り合いの家の倉庫まで、たった20辰らいの場所です。

小学校にスキーで通った時期がありますので、雪の怖ろしさは知っています。
それ以上に、娘のことを助けたいと思う父親の心情もわかります。

何度思い出しても泣けてくるニュースです。
「涙が出てくるなあ」と自覚した1分後には、号泣していました。

あのお父さんが命懸けで守ったお嬢さんは、今や天涯孤独なのでは。
確か、お母さんも病気で亡くなっていた筈です。
何か支援する方法はないものでしょうか。
同じ世代だったお父さんに代わり、少しでもあの子を守る手助けがしたいです。
早速手立てを調べなくては。

運転しながら号泣したので、スーパーには寄れなくなりました。
しかし、店の前を通ったら、スーパーの駐車場に入りきれないくらい、車が溢れていました。